願い事を現実的に、具体的な言葉にできたら、もうすぐ叶うかも
水城せとな先生の漫画『世界で一番、俺が〇〇』という作品が気になっています。キンドルで1巻が配布されていたので読みました。
水城せとな先生といえば、『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』が有名ですね。「恋愛あるある」に共感するとともに、核心的なダメ出しをしてくれます。
ツッコミどころのない願い事
そんな水城先生の『世界で一番、俺が〇〇』では、「幸と不幸」がテーマになっています。幼馴染の男性3人組の中で誰が一番不幸か競い、一番不幸になった人にはどんな願いも叶えられるというゲームをするストーリーです。
その中でゲームの案内人である女性が、願いについて語るセリフがあります。
「なんでも叶いますけど 願い方には気をつけてくださいね
具体的に正確に願わないと 思ってもない形で叶ってしまうこともありますから」
水城先生、また核心をつくセリフをありがとうございました。
小さなものから大きなものまで、人は日々何かを願いながら生きているのではないでしょうか。そしてよほどの的外れでなければ、自力で何とかできる願い事を表現できる時点で現実化するのではないかと思います。
たとえば、「お金持ちになりたい」という願いをどれだけ具体的に表現できますか?
「お金持ち」とひとことで言っても、どれくらいのお金持ち?
年収、月収どれくらい?
それはどうやって入ってくるの?
そのお金は何に使う?
家を買うなら、いつ、どこで、どんな家?
的外れではなく現実的に実現できそうな内容で、非の打ちどころもない表現ができたら、叶うのは目前なのではないかと。
というのも言葉にできるということは、実現するために何が必要でどう行動するかも分かっているはずだから。
具体的な願いは現実と向き合うこと
例えば転職したいという願いなら、どんな仕事をしたいのか。独立を望むなら、どう働いていきたいのか。
「どんな願いも叶うから言葉にしてみて!」と言われたら、本当に具体的な言葉になる?本当に、心からの望みを反映した言葉が出てくる?
私は言葉にしきれていない部分がたくさんあります。理想を漠然と考えているだけで、イメージはいつもふんわり。言葉にするのが怖いのかもしれません。考えてみるけれどいつも途中でみずからはぐらかしてしまう。
言葉にすることは現実化の第一歩で、現実と向き合うことだから。
恐れずに願いましょう。堂々と、具体的に。
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