仕事を独り占めする人いる?仕事は「守るもの」か「奪うもの」か
仕事を得るには人脈が大事……と、フリーランスの方々を見ていると強く思います。
レギュラーの仕事をどれだけ持っているか。
依頼主と強い信頼関係を持っているかが、長く働くために大切なことのように思います。
これは独立して働く人だけの話ではなくて、社畜として会社に属していても、
会社の中で自分の居場所を確立していくために、レギュラーの仕事をいかに任されるようになるかが、
長く働けるかの分かれ目に思うのです。
いつもお願いするから安心
企業が、いつもレギュラーでお願いしている方に外注する理由。
社内の話であれば、担当者が他の人間に仕事を渡さない理由。
企業側としては、仕事のやり方、内容についての細かい説明をしなくていいので、
時短、省エネで仕事を進められるから。
合理的です。
企業と個人の間で信頼関係ができ上がっていて、一定のクオリティ保ちながら結果を出し続けていれば、
よほどのことがない限りレギュラーで仕事を任されるでしょう。
そんな固定化されたレギュラー陣のいる職場で、新人が仕事を任されるようになるには、
よほど高いクオリティの仕事ができるとか、よほど格安・時短でできるとか、
レギュラー陣以上のメリットを見出してもらう必要があります。
レギュラー陣にあえてデメリットがあるとすれば、同じ人がずっとやることで安定はするけれど、
新しいことをしようとした時に、変化やインパクトが少ないことかもしれません。
先輩の仕事は奪っていこう
社内で、自分の仕事を決して手放さず、守ろうとする人っていませんか? 仕事の独り占めですね。
自分にしかできない、自分しか分からないという専門の仕事にしてしまえば、
企業はなかなかその人に頭が上がらなくなります。
ただ、その人が辞めた時に周りにシワ寄せがいきます。
残された者としては「複数の人でカバーし合えるようにしておいてよ!」と思います。
新人が先輩の仕事を奪う下剋上は、結果として会社にもメリットのある話なのでは。
そして新人としては、レギュラーの仕事を任されるようになってから
職場に居場所があるように感じられるのではと思います。
フリーの立場であれば「この人にしかできない」という仕事があるのは武器ですよね。
仕事のキャリアを重ねていく中で、「仕事を守りたい」「仕事を奪いたい」、
どちらの立場にもなると思います。
どちらの立場になっても、クオリティを上げるために自己研鑽し続けることは必須条件なのでしょう。
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