2016年1月5日

会社辞めたい病。働くモチベーションが地の底まで落ちた時。

投稿者: sanoe

とにかく動け!魔のループから抜け出すために

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冬休み、終わっちゃいましたね。
ありがたいことに9連休だったので、ゆーっくりダラダラしました。おかげで、冬休み最終日の1月3日はずっと「会社イヤだ、行きたくない、イヤだ」と言っていたら、本当に行くのが嫌になってしまった。そしたら会社では、「何のために働いているのか…?」という思考の魔のループにハマってしまい、「辞めたい、ヤメタイ、帰りたい…」と脳内でブツブツつぶやき続けた2日間。これではイカーン!!とアタマでは分かるけれど、なかなか抜け出せない。

再びエンジンをかけるにはどうしたらいいかな?
時間が解決してくれるのだろうけど、こんな時はまず、ジタバタあがいてみる。運動してアタマを空っぽにするのが良いけれど、時間がない時は本屋へ。ジタバタ…といっても、「本屋へ行く」というアクションも現実的な行動としておく。不思議なもので、パラパラとめくった本に、ピッタリのメッセージが書かれていることが多かったりする。

偶然開いた本に見た必然のメッセージ

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というわけで、帰り道の本屋で立ち読みをする。
『婦人公論』美輪明宏さまのインタビューより、ウロ覚えの引用。

美輪さんも人生のどん底だった時期に、障がい児の施設にボランティアに行ったそうです。不自由なことがあるのに、子どもたちの生きるエネルギーの強さに目が覚めた。自分は健康な肉体があるのに不平を見つけては不満を言ってばかり。感謝することを忘れてはいけない…とのこと。

不幸を他人のせいにするのは、自分をラクにすることではない。他人のせいにすると恨みが生まれる。恨みはものすごいエネルギーを使うから疲れる。自分が悪かったと認めるほうがスッキリする。

不幸のさなかにいる時だからこそ、「笑顔でいる」「洋服の色を明るくする」「眉を髪で隠さない」…etc。

立ち読みだったので、細かいところが全然違うのは悪しからず。婦人公論を見てね。
「会社のせいだ」なんて不満を言っている場合ではない。

そしてネットでも、「早く会社を辞めたい病」に効果的な情報に突き当たった。「あー、コレ私のことだよ…」という事例と対策。

転職で“逃げ”はどこまで許されるのか?(城 繁幸さん)

「今の職場では大した仕事が任されず、面白くないから転職したいんです」という人材は、大手であれば100社受けてもまず内定は貰えないはず。彼は「メインストリームの業務に食い込む」という社内プロセスに対して逃げているからだ。

~中略~
たとえば「仕事がつまらない」のであれば、まずはできる範囲で認められるよう成果を上げたり、上司や同僚とのコミュニケーションをしっかり取り、担当業務の割り振りを見直してもらったりするべきだ。
1年なり2年なり、そうした努力を行ったうえで一定の成果が出た後なら、その後の転職はもはや“逃げ”ではない。堂々と「より多くの活躍の場を求めての転職です」と伝えればいいだろう(というかその時点でもはや転職する必要がなくなっているという人も多いはず)。

「会社辞めたい病」には、コレが現実的な回答だと思います。転職に過度な期待を持つ前に、自分の状態を客観的に見られました。

気持ちがどうにも持ち上がらない時は、現実的にジタバタ行動して、浮上のきっかけを掴むしかないのかなと思います。ジタバタあがいてもダメだったら、時間に身を委ねる。

…で、明日からまた素晴らしいモチベーションを持って働けるかというと、それはまた別の話。なかなかすぐには変われないのが人間です。またちょっとずつ、前向きに取り組めるようになれればいいのでは。少しずつね。