2017年6月14日

心をオープンにできないのは自意識過剰なプライドが邪魔しているから

投稿者: sanoe

先日受けたコーチングの講座で先生が仰っていたことの一つ。
コーチングを行うにあたり、まず自己基盤をしっかり整えておくことが必要だそうです。

自己基盤というのは、自分を客観的に理解し、認めること。
自分を理解しているから、他者に長所も短所も開示できるそうです。それが自己開示。

自信がないから自己開示できない


この話を聞いてから、「自己基盤と自己開示」を試されるかのように
考えさせられる機会がありました。

たとえば、ある別のセミナーに行く機会があり、
セミナー参加者で自己紹介をする場面がありました。

各々がセミナーに参加した動機、どんな仕事をしているか、
これからどんな方向に進みたいのかといったことを話していくのですが、
周りの方々に比べて、自分がものすごく劣っているように感じたのです。

劣っているように感じた理由は、今、自分がやっている仕事を誇れないから。
なんて大したことない仕事をしているのだろうと、自分の仕事に自信が持てなくて、
自信が持てないから、自分について話すことが嫌になる。
そして自分のことを隠そうとする。

周りから見れば、「何を考えているか分からない人」です。怪しいし。
そのような状態では話かけづらいでしょう。

自己開示ができないのは、自分に自信がないからであり、
いいところだけしか見せたくないというプライドの高さが邪魔しているのですね。

自己開示でもう一つ。
このブログは、リアルな世界では本当に親しい人にしか見せられません。
本当はこんなことを考えているということを、
リアルな世界の人間関係に知られるのが怖くて仕方ないです。

それもプライドが高いから、「こんなブログやってるんだよ」と自己開示できないのです。

基本的に自意識過剰


他人にどう思われるかを気にして、言われたことがネガティブなことだったら傷つくから、
言えない、見せない、隠す…という秘密主義のスパイラルは、
自意識過剰な症状から起こります。

でも、冷静になってみれば、他人はそんなに自分に注目していないし、
わざわざ労力をかけてネガティブなことを言う人もそんなにいないでしょう。

自分も他人にそこまで気にしている余裕はないし、
ネガティブなことを思ったとしても直接伝えることってパワーを使います。

ほんの少しずつ、隠していたことをオープンにしてみると、
想像以上に周りは淡泊な反応だということに気づくかもしれません。

「副業を始めたんだが、自分の実力ってこんなもんかと落ち込んでいる」と
同僚に話してみたところフツーの反応でした。
「あ、そうなんだ☆」って、スルーに近い反応。
自分としては、副業を言うことに抵抗があったのに。
基本的に自意識過剰なのです。

 

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