2017年11月17日

まず、やってみる。何もしないよりチャレンジして失敗するほうがネタになる

投稿者: sanoe

先日、仕事のリサーチのため「自宅サロン」「自宅での習い事ビジネス」についてググっていました。するとある掲示板で「自宅で料理教室をしたいけれど、実際にしている方どうですか?」という内容の投稿を発見。その投稿に対するレスが面白かったです。

応援コメントはほんのわずか。ほとんどが辛辣な辛口アドバイス、嫉妬、ドリームキラー、上から目線という反応でした。

教室経営で、儲けよりも大事なことは?


投稿者によると、調理師免許はないけれどバイトで調理の仕事をしていたので他者にも教えられると考え、講座の料金は5000円くらいを考えているそうです。

それに対して、「調理師免許もない人に習いたくない」「5000円は高い」「プロの人も、実際の利益はほぼボランティアに近い」などなど、リアルで辛辣なコメントが多数でした。

実際に自宅教室の運営って難しいのだろうと思います。料理教室だけではなく、手芸、音楽、ヨガでも、たいていの習い事って1回2000円~5000円が相場。そこから、場所代、材料代、広告代といった諸経費・雑費を差し引くと、確かに手元に残る利益は微々たるものでしょう。

コメントにもありましたが、たとえ微々たる収入でも習い事の先生方がやっていけるのは、「好きなことを仕事にしている」「生徒さんが好き」という気持ちがあるから続けられるようです。

自分も通っている習い事の先生を見ていると、確かに「儲け」よりも「生徒さんのために」の気持ちのほうが強そう。

ネットのコメントなんかに負けない


さて、掲示板では投稿に対して辛口なコメントばかりが返ってきているので、投稿者さんの気持ちが折れてしまうのではと心配になります。

教室運営に興味のない私でも、コメントを見ているだけで「うわ~、これは無理そう」と諦めモードに。ネットのコメントくらいで簡単に折れるのは、興味がないからです。

たぶん「本気で自宅教室をやりたい!」と思っている人は、他人のコメントごときに負けないのだと思います。

投稿者さんも辛口アドバイスにめげず「まずは、やってようと思います。やってみないと分からないから」と返信されていました。そんな投稿者さんって強いし、格好いいと思います。本気でやりたいなら、そのくらいの強さがないと。

他人を叩くだけの人生でいいの?


そもそも投稿者の方が叩かれてしまった原因は、質問の言葉選びが「お教室ってラクなんでしょ?」という軽いニュアンスになったことにあるようで、「教室運営をナメんな!!」と過剰反応されてしまったご様子です。

投稿者さんの質問姿勢が上から目線だったから、レスする側は叩きのめすほうが気持ち良いでしょう。ネットにせよ、リアルにせよ、確かに周りは好き勝手言います。投稿者さんの人生とはまったく関係ないから。励ましても、「やめとけ」と制止しても、しょせん他人事。

しかし実際にやってみて、たとえ失敗しても経験が蓄積されるほうが人生的にはプラスだと思います。何もやらないよりは。もちろん、失敗しないために、成功するために、最大限の準備をしておくことは必要ですが。

何もしないで、できない理由を外野から述べるだけよりはずっといい。行動しないよりも、チャレンジして失敗するほうが成長につながるはず。次の対策も立てられるし、チャレンジした体験談はネタとして別の誰かの役に立つこともあるでしょう。

 

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