2017年8月27日

諦めたら試合終了?打たれ強さは、成功するための必須条件かもしれない

投稿者: sanoe

「諦めたら試合終了だよ」とは、『スラムダンク』の安西先生が語る
歴史的な名言ですが、諦めずに立ち上がる「打たれ強さ」は、
成功する人の必須条件ではないかと改めて感じています。

打たれ弱いと、批判にすぐ負ける


ものすごく昔の体験の話になりますが、
私は子どもの頃から本気でマンガ家になりたかったんです。
かといって、雑誌の新人賞に応募したことはありませんでした。

それが就職活動の目前で、就職氷河期だし何がやりたいかも分からないから、
思い立って「マンガ家」になれるかチャレンジしてみたくなったのです。

10代20代の頃に同人誌は作っていたけれど、なんとか投稿用に1本描き上げて、
某マンガ編集部に持ち込みをしました。
結果は一言で表すなら「門前払い」。

具体的には覚えていないのですが、まあ、編集者の方からボロボロに言われたと思います。
初めての投稿なのだから良い評価などあるわけがない。
どう見てもヘタクソなのに、私は「ヘタ」と言われたことを受け止めきれませんでした。
要するに打たれ弱いだけ。

打たれ強いかどうかで本気度が分かる


おそらく本気でマンガが好きで、マンガ家になりたいと真剣に行動できる人は、
ここで諦めずに描き続けるのでしょう。

打たれ弱い私はポッキリ折れました。
「マンガ家になりたい!」と言っていた私の本気は、その程度だったのです。

20代になったばかりの若造が、初投稿の挑戦で諦める理由なんて全然ないじゃん!
…と、今になって振り返るとそう思います。

そして今なら、マンガの編集者の方が、
毎日どれだけ忙しく働いていらっしゃるか想像できるのに。
プライベートな時間も、睡眠時間も削って働きながら、
私のクズでゴミみたいなマンガを見るだけの時間を捻出してくれて。

編集者の方から作品のフィードバックをもらえることが、
どれだけありがたいことか、今なら理解できるのに。

これくらいで折れるような本気なら、
きっとその先に限りなく押し寄せる批判や挫折を乗り越えられるわけがないのです。
諦めずに、打たれ強くなって描き続けることは、
マンガ家になるための最低限の必須条件だったのではと思うのです。

仕事なら、諦めているヒマはない


この打たれ強さは、どんな環境でも社会で働いていく上で必須条件でしょう。
批判されても仕事だから諦めている場合ではありません。
何とかリカバーしなければ。
逃げたくなっても、怖い上司が堤防となって
諦めることが許されない環境に投入されるわけです。
そのおかげで、何とか私も社会人を続けられています。

とはいっても、やはりまだまだ打たれ弱い。
仕事ならばやらざるを得ないので続けられるけれど、
たとえば趣味を仕事にしたいとか、
やることを自分でコントロールできる分野だと簡単に妥協してしまうし、
挫折してしまえば、なかなか立ち上がれません。

好きなことを仕事にしたいから粘る


先日も「今は趣味だけれどいつかは仕事にしたい」と思っている分野で挫折しました。
実力がいかに不足しているかを痛感する出来事があって撃沈したのです。

これまでだったら、「やっぱり才能ないんだ~、ムリなんだ~」って
簡単に投げ出していたでしょう。

けれど、「好き、楽しい」と思えるものに出会えることなど滅多にないのだから、
数回の挫折でやめるなんてもったいない。
いつか仕事にしたいと思うならなおさらです。

打たれ強くなる方法は「折れても続ける」。
それしかないのかな…と思っています。

関連記事

やりたいことを仕事にする順番

副業ではなく複業!パラレルワークが熱いらしい

仕事に誇りを持てない理由の一つが分かりました。原因は……