転職する時にうっかり見落としがち!?気にしたい「定時」の時間って?
転職を考えて求人を探す時には、
仕事内容、給与、賞与、勤務地、残業量、会社の規模など
たくさんのチェックすべき条件があります。
私もこれまでは仕事内容と給与を中心に、求人情報を吟味してきたのですが、
ふと、定時が何時か=1日の労働時間の問題って、
積もり積もれば大変な差になるのでは?と思ったのです。
毎日1時間を積み重ねた1年後は何時間?
私も転職回数が少なくないほうなので、求人情報のチェックは日常的な習慣になっています。
仕事内容を第一に考え、それに給与、労働時間が見合っているかを想像して検討するのですが、
会社によっては、1日の定時の労働時間が7時間、8時間だったりします。
古くからの会社のほうが、9時始業→17時退社の7時間拘束が多いかもしれませんが、
やはり多いのは定時8時間の会社。
もし転職をする際に、定時7時間の会社から8時間の会社に移るとなると、
1日1時間、1カ月平均20時間の労働が増えるわけです。
それが1年続くと、20時間×12カ月=240時間
もし7時間労働の環境のままで働いていたら、240時間÷7=約34.2日分
仮に転職して、定時が7時間から8時間になったのに給与が同じだとしたら、
無償労働が34.2日も増えるのですね。1カ月以上もだよ!
…と思うと、残業代の有無も大切ですが、定時の条件も見過ごせません。
毎日の「1時間」の差は侮れないのです。
やりたい仕事に携わるのでなければ、私ならその34.2日間は、
本当にやりたいことに費やしたり、複業を充実させたいと考えます。
1日15分の喫煙タイムもよくよく考えると…
同じ理由で、もしタバコを吸う人の喫煙タイムが毎日15分あったとして、
タバコを吸わない人とどれくらい労働時間が違うかも考えました。
1週間だと、15分×5日=75分
1カ月だと、約5時間
1年だと、60時間
定時が7時間の会社だとしたら、8.5日分の労働をタバコに費やしているわけですね。
高額の給与をもらっているオジサン上司がタバコなんか吸っていたら、
非喫煙者の部下から見れば「やってられない」と思ってしまうでしょう。
しかし、これは労働を時間で拘束される会社員だからこその話。
喫煙タイムが、本人にとって仕事の成果を生むために必要不可欠な時間だとしたら、
決して悪く言うことなんてできません。
7時間だろうと、8時間だろうと、
会社から見れば短時間で成果を出せるかどうかが重要なので、
拘束時間が短くても結果を出して会社に文句を言わせないのが、
本来の仕事がデキる人ではないかと思います。
そしてそんな働き方を認める会社が増えていけば、週5日勤務の8時間労働など、
定型的な時間拘束にとらわれない仕事の仕方も増えていくのだろうな…と。
フリーランスの方は、効率重視な働き方を重視するとよく伺います。
まだ私は時間拘束型の働き方をしていますが、効率的な時間の使い方、
時間のコントロールは、フリーになるために高めておくべき能力のようです。
転職を考える方も、「定時の1時間の労働」に本当に納得できるか、
考えておくと良いかもしれません。
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