2017年5月29日

お客様は神様?「ありがとう」の一言で救われる社畜がいる

投稿者: sanoe

仕事は報われることばかりではなく、
「こんなことやって、何になるんだ…」と心が折れそうになることもあります。
むしろ報われるほうが少ないでしょう。

ほんの少しでも「やっていて良かった」と思える瞬間があれば、
ほんの少しだけ「この仕事を続けてみよう」という気になれます。
お客様の一言に、救われることもあります。

「お客様は神様です」の理由


以前、私はブラック企業で働いていましたが、
長時間労働とパワハラの中で何年も働くことができたのは仕事の内容が好きだったから。
ハードだったけれど、仕事をやりながら「やっていて良かった」と思える瞬間がたまにあったからです。

今の仕事は、当時ほどハードワークではないけれど、
やりたいことと一致しているわけではなく、「生活のため」と割り切っています。

仕事の中で、電話や書面、メールがほとんどですが多くのお客様と接します。
報われることもそんなにたくさんはありません。
「このままでいいのだろうか…」といつも考えています。

けれどもお客様から思いもよらぬ丁寧さで「ありがとう」と御礼を言われると、
ハッと我に返るのです。
こんなに丁寧に御礼を言われるほど、自分は誠心誠意込めて仕事に向き合っていただろうか。
自分にも、周りにも恥じないような仕事ができていただろうか…と。

YES と答える自信がないから、
「もっともっと丁寧に、お客様のために、クオリティの高い仕事をしなきゃ」と、目が覚めるのです。

そんな自分に「ありがとう」と言ってくれるお客様に“神性”を感じるから、
「お客様は神様」が当てはまるのかも…と思いました。

目の前の働く人に「ありがとう」を


私は、お客様のご丁寧な「ありがとう」に救われた気がしました。
こんな社畜なのに済みません。

生きていれば、日々「働く人」に遭遇します。
どこかへ遊びに行っても、遊びの場を提供して「働く人」もいます。

宅急便や郵便の配達員さん、コンビニの店員さん、ウエイトレスさん、
クリーニング屋さん、スーパーのレジスタッフさん、駅員さん…。

毎日なにげなくすれ違い、やり取りをする「働く人」に、
もし最高の気持ちで「ありがとう」と伝えることができたら、
「仕事辞めたい」と思っている「働く人」が救われることがあるかもしれません。

上級者の感謝は「ありがとう」に、「遅くまでご苦労様」「とても美味しかったです」など、
さらに一言プラスできること。
社内でも周りにいる上司、後輩、同僚に、心を込めて感謝を伝えられるようになりたいですね。

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