2016年6月20日

結果が出なくても焦らない!すぐに成功しなくてもいいという理由

投稿者: sanoe

最初から上手くいかなくても当たり前

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ビジネスを始めようとして、たいていはすぐに成功するはずもなく、成功どころかちょっとしたなかなか成果も出ません。でもそれはそれで良いのだそうです。

これはコーチングを行う佐藤公平さんのビジネスセミナーに参加して聞いた話です。

ビジネスを始めた人が偶然のラッキーパンチに当たって、一気に売り上げが伸びて成功したとします。成金に多いパターンです。幸運に当たったわけだから、なぜビジネスが当たったのかが分からない。何が良かったのかも分からない。よって経営が傾くと、どうやって立て直せばいいのかも分からないから、一度ピンチに遭うと立ち直れなくなってしまうそうです。積み上げてきたものがないと転落は早い。

一方で、マグレの成功ではなく地道に一歩ずつ結果を出してきた人なら、当てるためにどうすればいいかを試行錯誤してきた経験があります。どうすれば結果が出せるのか、失敗を重ねてきたからこそ答えを知っています。試行錯誤しながら積み上げたものが、ノウハウと自信になっているから、何があっても耐えられるしピンチになっても崩れない。

私もなかなか結果が出ず、地道な試行錯誤の繰り返しですが、焦る気持ちをこの考えでなだめています。だからと言って何もしないでいいわけではなく、行動すること、継続することを言い聞かせているわけですが。

行動と継続ができれば、成功に近づくはず

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行動と継続。
これが一番大切なのに、面倒くさがりな自分にとっては難しい。

禅僧の枡野俊明先生は、ご著書『考える前に動く習慣』で、このように仰っています。
「続けるから習慣になる」と。
枡野先生も禅の修行が最初はきつくて、1日が終わると精魂も尽き果て、音を上げたくなることもあるほど。それでも修行を10日、20日…と続けていくと身体も馴染んでつらさが緩和されてきて、100日も過ぎれば修行が習慣になっているから「考える前に自然に体が動くようになっている」のだそうです。

毎日している歯磨きもお風呂も、「習慣」になっているからやらないと気持ち悪い。そのくらいになるまで行動を習慣化する。

…実践は結構ハードだと思います。それくらいの覚悟もないなら成功するはずもない、というのが現実。でも覚悟したら頑張りましょう…。