2016年4月13日

やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい

投稿者: sanoe

「何もしなかった」という悔しさ

dream1
もうウン十数年も昔のこと。
中学生の頃まで将来の夢は漫画家で、「漫画家になる!」と本気で思っていたし、それ以外の選択肢は考えられなかった。絵を描くのが好きで、四六時中ずっと漫画を描いていたかった。でも親の教えや一般常識に影響されて、「漫画家で生活していけるわけがない。安定した仕事に就かなきゃなんだな」と思いはじめるようになった。

それから学生を卒業して社会人になったけれど、夢を諦めきれない気持ちがくすぶっていた。叶うかどうか分からなくても、好きならとにかく描きまくって、納得できるまで目指せば良かったのだ。でもやらなかった。上手く描けない、面白いストーリーが浮かばない、やる気にならない、なれるわけがない…といった言い訳をしながら。あり余る時間と、いくらでもやり直しがきく若い年齢だったのに何もしなかった。

何もやらなかったから、ウン十数年も過ぎたのに「やっぱりあの時に頑張っていれば…」と、たまーに思い出す。仕事のモチベーションが下がる時とかにね。ただの逃避でしかないが、戻れるならもっともっと本気で目指せば良かった…といまだに思う。

何もしなかった体験から学ぶこと

dream2
現在はまったく違う仕事をしているし、人生をまわりまわって比較的興味がある仕事に関わらせていただいているので、これでいいのだと思っている。

けれども「なんであの時、本気でやらなかったのだろう」という一抹の後悔はある。
今の自分がウン十数年前の自分に声をかけるなら、

「やりたいことがあるのに、なんでやらないの!?できるかどうか分からなくてもいいから、“やりきった!”と思えるまでやって!!安易な安定だけを求めるな。若いんだから!!」

…と言いたい。
同じことをきっと十数年後の自分も、今の自分に言うだろう。

「漫画家になりたかったのに…」というジメジメした後悔から学んだこと。
やりたいと思っているのに、怖くて踏み出せないことがあるなら、恐れてる場合じゃない。面倒くさいなんて逃げるな。忙しいなんて言い訳するな。とにかく動け。納得するまで。