2016年4月12日

やりたい仕事を掴むプロセスとは?

投稿者: sanoe

ジレンマも下積み?

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私は今、やりたい仕事ができていない。
実力と信頼の不足で任されないとか、タイミングが合わないなど、いろんな理由があるだろうけれど、「やりたい仕事が自分に巡ってこない」というジレンマは、オフィスだけではなくどんな仕事でも発生する通過儀礼ではないかと思う。

例えば、女優さんのお仕事で想像すると。
「お芝居が好き」という土台があって役柄が与えられる。主役になれることはめったにないかもしれない。好きな役ばかりじゃないだろう。でも与えられた役にベストを尽くして演じていくことで、次の大きな配役につながるのだろうと思う。それを「こんな役はイヤ!私は主役がやりたいんです!」なんて、脚本家さんとか監督さんにくってかかる人はいないだろうし、やったらアウト。

たぶんオフィスでの仕事も同じで…。
目の前の仕事は好きになれなくても、上司に「やりたくありません。別の仕事がいいです」なんて言えるわけがない。でもやりたい仕事にたどり着くためのプロセスは女優さんとそんなに違わないのかもしれない。

目の前の仕事を一つひとつ丁寧にこなして信用を得る。その経験の上に次の仕事がやってくる。やりたいことができるようになるには、仕事に見合うだけの実力と経験が必要なのだろう。

葛藤は、あがいて乗り越える

catch02
努力して、全部の仕事も丁寧にこなしベストを尽くして、実力もあるはずなのに、「“主役”になれない!」という女優さんもいるかもしれない。

某大物の俳優さんや女優さんの中には、売れない時代に自ら名刺を持って営業活動をしたり、YOUTUBEでオリジナルコンテンツを作ったり…とコツコツ活動されてきた方もいらっしゃる。

今のできることを地道に蓄積する。
今とは違う道を探して、やってみる。
やりたい仕事に届くか分からなくても、とにかく自分なりの方法であがき続けた先に、手応えがあるのではないかと思う。

…自分にやりたい仕事が巡ってこない言い訳かもしれないけど。