2015年12月17日

やりたいことを仕事にする順番

投稿者: sanoe

やりたい仕事は、ニーズがないからビジネスにならない?

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超売れっ子マーケッター、神田昌典さんは著書『あなたの会社が90日で儲かる!』の中で、仰っています。

お客がいればビジネスは立ち上がる。金がなくても、商品がなくても、人がいなくても何とかなる。
ところが、この順番を、逆にしてしまうと、全く立ち上がらない。
多くの会社が失敗するのは、この順番が逆だからだ。
まず売れそうな商品を仕入れる。そして、その商品を買ってくれるお客を探す。

お客さんがいるということが先。お客さんのニーズに応えることができれば、ビジネスになるとのこと。

「やりたいことを仕事にできない」という理由もたぶん一緒で、順番が逆なのでしょう。“やりたい仕事をつくる。→その仕事を必要とするお客を探す”という順番。自己満足を先に考えてしまうから仕事にならない。ニーズがあるところに、提供するサービスを変えていくことがたぶんいい。
そのニーズを知ることが、まずは難しいという点は置いといて…。

 

ニーズがある仕事をするほうが成功は速そう

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漫画家さんも、自分が書きたいテーマだと売れないから、読者が望む売れるテーマを描くそうです。
ビーズ作家さんも、自分が好きなビーズで作ると売れないから、売れセンのデザインを作るそうです。
本の編集者さんも、売れるために世の中の潮流を読んで企画を立てる…。

旅館やホテル、レストランでも、お客さんの「そうそう、コレが欲しかったのよ」に応えるサービスにグッとくる。これを「おもてなし」と言うのでしょう。相手のニーズを満たすことを繰り返していくうちに、仕事の幅も広がって、ニーズに自分を合わせることが上手くなっていくのかな。

ということは、週末起業で「やりたいことだけする」と宣言している私は、成功がかなり遠い??

 

「やりたいこと」は仕事にできないのか?

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「やりたいこと」=「まだやっていないけど、いつかやりたいこと」だとしたら、「やりたいこと」には何の実績もない。それじゃあ「やりたいことを仕事にする」は、幻想なのか?と考えた時に、最初は「できること」からやっていくしかないのかなと思った。その上で、「やったことないけれど、できるかもしれないことにチャレンジする」も加えていく。「できること」なら、これからも今以上のクオリティを保ってやれるはず。

「やったことないけど、チャレンジしてみたらできた」という積み重ねが実績となって「やりたいこと」に近づくのかもしれないですね。エラっそうに言う私もチャレンジの真っ最中だから、なんの結果報告もできないが。
当面の目標は、「できることからやる」「ニーズを探す」「ニーズに合わせて、やりたいことを変形させる」です。