2016年1月29日

副業ではなく複業!パラレルワークが熱いらしい。

投稿者: sanoe

一つの会社だけに頼る時代ではなくなった

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1/26のNEWS ZEROの中で「パラレルワーク」を紹介していました。パラレルワークとは、複数の仕事を持つこと。副業ではない。平日の本業もしっかりやって、平日夜と土日にする仕事も本業。そんな働き方を実践している方々が紹介されていました。自分でビジネスを立ち上げている方もいれば、複数の会社に属している方も。複業を実践して軌道に載せている人がたくさんいるんだ、それを許容する風潮になってきているんだ!と思ったら、自分のモチベーションも急上昇。

一つの会社で一生就社する働き方は、本格的に終焉になってきたのですね。
ずっと疑問に思っていました。新卒の就職活動は“就職”ではなく“就社”ではないかと。もちろん希望の職種で応募していたけど、面接で「希望と違う部署に配属されたらどうしますか?」と聞かれても、「やらねーよ!」って思うでしょ。今となっては、新卒でいろんな経験を積む大切さはよくわかるんだけどね。でも新卒時のシューカツは自分にとっては違和感が大きかったな…二度とやりたくないものの一つ。

話をパラレルワークに戻して。
テレビで紹介されていた方々に共通するのは、2つ目の仕事はやりたいことをやっているという点。複数の仕事を持つと当然忙しくなるから、やりたいことじゃないと続けられない…という理由からだそうです。やっぱり、「やりたいこと」というベースは必須なのですね。

一人でたくさんの職種を持つ働き方

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「パラレルワーク」という呼び方ではないですが、同様の働き方を提案している書籍があります。

『社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方』著 佐藤達郎
著者の佐藤達郎氏は、大手広告代理店のコピーライターとして活躍していたけれど、管理職にならないと会社での存在価値がなくなってしまうこと、出世とコピーライティング力はイコールではないことなどに疑問を持ち、会社員以外の生き方を模索。広告代理店の経験を元に在職中から講演を行い、大学教員としての道も開けたそうです。

そんな佐藤氏が勧める働き方が、「モジュール型ワーキング」。モジュールというのは、「構成要素=働き口」。同じ職種で複数の取引先(顧客)を持つというのがフリーランス。そうではなくて、違う職種でたくさんの取引先を持つという働き方だそうです。たとえばカメラマンさんなら、「もちろん写真撮ります。記事も書きます、デザインもできます!」という働き方。複数の仕事を持つといっても、何をやるか、どうやって実現するかを探るワークを書籍の中で紹介しています。

好きなことを仕事にしたい!

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…って思いますよね。もちろん人の役に立つことで、というのは前提です。
じゃあ「好きなことってなんだ?」という自問にブチ当たります。「100%好き!」って思えることに出会えたらかなり幸運で、「どちらかというと好き」と感じるものなら片っ端からチャレンジしないと!と思っています。何もしないのが一番もったいない。すると次は「もっと時間が欲しいよ~」という願望が。「時間がない」は言い訳だと自分に言い聞かせています。