苦手な人間関係のストレスを減らすには?
マツコデラックスさんの賢い対応
「この人とはあまり関わりたくないな…」って思う人は、誰しも1人や2人くらいいますよね。私は“広く浅く”の人間関係がニガテなので、チャラいノリを求められると身構えます。苦手な人とはなるべく関わりません。
マツコデラックスさんは番組で、「ストレスのほとんどの原因は人間関係。身の回りの人間関係は最小限にするようにしている」と語っていました。だからといって他者と関わる時間が少ないわけは決してなく。苦手な人と自分を切り離す術をお持ちなんですね。
マツコデラックスさんは、嫌いな人にこそ笑顔で対応しているそうです。相手がどんどん偉そうに図に乗っても、「そうやってどんどん愚かになればいいわ」と心の中で思っているとか。相手とは同じ土俵に乗らない。とても大人な素晴らしい対応ですよね。感情に振り回されず、相手にも飲まれず、とっても客観的に相手も自分も見ている。
会社だけではないと思うけど、人間の集まりがあれば当然ながら、気の合う人もいれば、苦手な人もいる。目の上のタンコブに感じて、「この人がいなければいいのに」って、思ったりするけれど、たとえその人が本当にコミュニティから去っても、また苦手な存在が現れたりするもの。
「生物には天敵が必ずいる」という法則だから
弱肉強食だけれども、肉食の頂点に立つ生物にだって、何かしらの「目の上のタンコブ」的存在がいる。自然の法則がそうなのだから、その法則から外れようと思うのがムリ。天敵は、いるものだと諦めたほうがきっとラク。
でも天敵がいるという良い点。
天敵から逃れて生き残るための知恵がつくように、“タンコブ”に負けたくないから自分の能力が伸ばすことができることではないかと。私にもいます。目の上のタンコブ的存在。「ゼッタイああいう風にはなりたくない」という反面教師であり、「早くオマエを追い越してやる」というモチベーションになるし、このブログのネタを考えるきっかけになるし…と実はメリットがいっぱい。
あとは、天敵を一面だけから見るのではなく、いろんな面を見て想像する。私が苦手な人は、ものすごく威圧感のある人なんだけど、目下に対して威圧感があるのはよくある話。その人は目上の人にも同じように威圧感を持って接している。良く言えば、人によって態度を変えない。ブレない一貫性はスゴイ。自分には絶対ないな…と思うと、タンコブ的存在も面白くなるから不思議だ。
苦手な人もいるけれど、たくさんの人と接する機会が多いほど、人間を見抜く力を高められるのもまた事実。だからこそ人と接することを面倒くさがってはダメ…と頭では分かるけど。