2017年10月5日

ラクな成功ばかりを求めると、いつの間にか「諦めグセ」がついている

投稿者: sanoe

気づかぬ間に「諦めグセ」がついていたらしい。
仕事であればもちろん諦めない。
お金をいただいている分、投げ出すにはいかないから。

けれども趣味や遊びや好きなこと、
これから仕事にしたいと思っている走り始めの副業などは、
「ちょっと無理」「上手くいかない」と思えば簡単に諦めていることに気づいた。

お金が絡んでいないし、責任もない。
諦めたところで困るのは自分だけ。
だからいくらでも妥協できてしまうのだ。

正しい選択ってなに?


そもそも物事が上手くいくほうが奇跡みたいなもので、
趣味においても例外ではないだろう。

しかし「ミスしないこと、順調に進むこと」ばかりを選択していると、
「上手くできないこと」は間違った選択に感じてしまう。
本当は好きな趣味のはずなのに、ほんのちょっと失敗しただけで
「才能がない」と諦めグセのいっちょ上がり。

諦めないという選択をし続けることは労力が必要だ。
いつの間にか、仕事以外のことに労力をかけなくなっていた。

好きというパワーと、上手くなりたいという欲


子どもの頃は絵を描くのが好きで、
絵が上手な女子たちと絵で遊びながら能力を競い合っていた。
「天才じゃね!?」と思うほどの子がいたが、敵わなくても練習して張り合う毎日。

中学時代の運動部では、部活でレギュラーになれなくても
「試合に出たい!」という一念で練習し続けることができた。

挫折しても諦めなかったのは、もっと上手くなりたいという欲と、
好きというパワーが突き動かしていたのだと思う。

「向いてない」って投げ出すこともなく、
「余計な労力をかけずに上手くなりたい」なんてラクな道を探すこともない。

大人になるとショートカットで形にする方法に慣れてしまい、
気づけば諦めグセが板についていた。

本当は「上手くなりたい」「好き」のパワーのほうが強いのに。

ラクな成功に洗脳された結果


世の中には、努力ゼロで願いが叶うと思わせてくれる商品や情報に溢れている。
ラクして幸運!ラクして達成!ラクして健康!ラクして大金持ち…など。
そんな情報に囲まれていると、
いつの間にか、ラクして達成することだけが正解だと洗脳されている気がする。

ラクな成功もあると思うが、すべてではないと思う。
ラクして成功できないこともあるだろう。
絵は、地道に描き続けないと上手くならないように。

ほんのちょっと上手くいかないだけで、
「私には向いていない」と挫折しそうになるのは、
「ラクして成功」に慣れ過ぎた影響かもしれない。

諦めグセが顔を出したら、
「好き」のパワーと「上手くなりたい」欲をもう一度思い出してみる。

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