「願い事=目標」ではない。できることを具体的に考える新年の目標とは
もうすぐ2018年。1年って、あっという間ですよね。時の流れが年々早くなっているように感じます。年が明けると立てたくなるのが新年の目標です。しかし欲張った目標は、場合によって「願い事」にすり替わってしまうこともあります。
「目標」と「願い」の違い
今年の初頭に立てた目標を覚えていますか? 私も見事に忘れているのですが。独立する、フリーになる……ということをずっと思い続けて、今年も過ぎていきます。
しかし今年は少しだけチャレンジもしました。副業として他媒体で記事を書き始めたり、当ブログの更新頻度も上げたり……えぇ、それだけ?? 意思が弱いヘタレですが、それでも数年前より少しマシになったと思います。
なぜなら、昔は「目標」と「願い」の違いがよく分かっていなかったから。
たとえば数年前に掲げていた目標は「今年こそ結婚する!」でした。その目標を叶えるために一番頑張っていたことは神頼み。違うでしょ、本当は。
初詣で祈願して、お守りを買って、叶ったような気になって満足していたのです。当然ですが望みは願っているだけでは実現しません。実現するためには行動が必要。
結婚という願いを叶えるために、どんな行動をするのか。日々やるべきことを挙げることが「目標」だと思うのです。
実現のために、できることはたくさんある
目標を立てるには、大きな目標を掲げるだけではなく、小さな目標も立てて着実に達成していくほうが良いといわれます。
「結婚」を叶えたいなら、具体的にやるべき行動がたくさんあるはず。たとえば、出会いの場にどんどん出かける、男性と話す機会を増やす、ファッションを変える、笑顔を増やす、思いやりのある人間になる、あざといテクニックも使いこなす……など。
願いを叶えるために、何ができるのか? そこを具体的に考えて行動しない限りは、叶いようもないでしょう。
具体的な方向性が分からなければ、周りの人に聞いたり、今は本もセミナーも充実しているから、外部から知識を得ることもできます。できることなんて、いくらでもあるでしょう。
私の場合は「行動あるのみ」と気づいてから、ちゃんと動きました。そこからは早かったし、願望を達成することができたのです。
今年の目標にもPDCAを
おそらく「結婚」だけではなくて、転職や独立、他の願望も、同じことが言えるのだと思います。まだまだできること、成すべきことがあるのに、行動が足りていない。
「独立する、フリーになる」という、ずっと以前に立てた目標が「願い」のままで止まっているのは、足りていないことがあるからだと思います。
ビジネスの基本にPDCAサイクルがあります。「Plan(計画)→Do(実行)→Check(分析)→Action(改善)」。
計画を立てて実行する。行動の結果を評価分析し、さらに改善してまた実行する。プライベートな願望実現においても、同じことが言えそうです。
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