頭のおしゃべりは言葉に出やすい。だから心で思うことをキレイに浄化していく
会社に勤めていると、大きなものから小さな不満まで、ちょいちょいグチが発生するかもしれません。
同僚とグチを言い合うことは、気持ちいいです。楽しいです。ストレスも解消されます。グチや不平不満をネタに盛り上がることは、基本的にラクで楽しいエンタテイメント。
しかし、言い過ぎるとクセになる危険があると思うのです。
グチを聞く身にもなってみると…
グチを言うことがクセになると、同僚との共通の話題がグチ以外の内容に広がらなくなってしまうことがあります。
悩み相談も同じです。いつも恋愛相談をしていたら、話の内容がいつも恋愛トークになってしまったり。「彼から連絡がなくて……。LINEも既読なのに……。どう思う??」
会うたびにいつもこんな話を聞かされていたら、友人もゲンナリしてしまいそうです。なぜなら、話に発展がないから。同じところでいつもグルグル悩んでいるから。
グチや悩みはモヤモヤしている分、誰かに話を聞いて欲しいものです。何でも話せて、聞いてもらえる人間関係があるって、本当にありがたいし貴重で素晴らしいこと。
けれどもそれに甘え過ぎて、グチがクセになるのはとても危険だと思うのです。
グチと不満しか言わない人と話をすることは、たぶん物凄くエネルギーを使います。だからカウンセラーという仕事が成り立つのであって。
失言は普段考えていることの結果
政治家さんの失言は事あるごとにニュースになっています。おそらく普段から頭の中で考えていることだから、ごく普通に、自然に、言葉になって出てくるのでしょう。きっとクセです。
普段から軽い言葉使いをしていると、無意識に何気なく出てきます。「ウゼェ」「スゲェ」「マジで」とか。私も気を抜くとつい言っています。
そんな口グセと同じように、普段からグチや不満を言うことがクセになっている時は、話すネタがそのまま頭の中で考えていることになりがち。
いつも頭の中で巡る「おしゃべり」があると思います。自分の脳が勝手に独り言を話しています。楽しい話ばかりではありません。むしろネガティブな内容のほうが多いかも。
そしてネガティブなことを考えるほうが、前向きに考えることよりもラク。前向きに考えること、ポジティブにとらえることって、どうしてこんなにしんどいのか。
以前、スピリチュアルカウンセラーさんから聞いた話によると、落ちることは重力と一緒で簡単。上がることは、重力に逆らうことだからしんどいのだそうです。
それでも、頭の中で考えるクセがこんなに簡単に言葉に出てきやすくて、話の内容にも影響されてしまうのであれば、もっと誰かに楽しんでもらえる話、誰かの役に立つ話のストックを溜めておくほうがよっぽどマシ。
だからこそ、頭の中のネガティブなことに頭を支配されないように意識し続けるしかない。来年は、お役立ちのネタをたくさん話せるようになりますように。
今年も稚拙なブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
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