2017年10月18日

不安は創造の源、怒りは瞬発力に!感情は行動の動機になる

投稿者: sanoe

日々平和的に、心穏やかに過ごしたいものですが、
心揺れるものが何もない時間など、生きている限りほとんどないのではないかと思います。

思い悩むことはある意味で、創造の動機になるんだろうなあ……と思います。
ノルウェーの画家ムンクさんは、あの絵画『叫び』も含め
精神的に病んでいる時に制作した作品が評価され、
精神が落ち着いてからの作品は酷評された……というのは有名な話。

悩むから表現したくなる


不安や悩み、葛藤をどう対処したらいいのか分からず、
ぐるぐると頭の中を巡る思考を整理する手段として、
絵や文、物作りを通して、何かを吐き出したくなるのかもしれません。
身体を動かして発散する人もいるでしょう。
どちらにしても、心のモヤモヤを表現する動機になっているはず。

会社のグチや不満が溜まれば、私はブログで書きなぐっているし、
ブラック企業で精神的にヤバかった時は、
ヘタクソな絵を描くことで迷いを昇華させていたような気がします。

好きなことなんだから、心穏やかに精神的な余裕を持って制作したいと思うものですが、
特に煩わしいことがない時はダラダラしてしまい、何もヤル気が湧いてこない気がします。
要するにダメ人間っていうのか。

事態を変えたくなる怒り


怒りもまた、行動の動機を作る強い感情だと思います。

たとえば、「会社辞めたいな~」と慢性的な口グセを言うだけの時は、
小さな不満はあっても、決断に至るほどの大きな問題ではなく、
同僚とグチを言い合ってストレスを発散させている状態。

しかし、会社で物凄いキレる出来事があったら、
「あー、もう、いいです!辞めます!」と、
退職のトリガーとなることもあるかもしれません。

キレる出来事の原因は、人間関係か仕事内容か、いろいろだと思いますが、
とにかく「怒り」がズルズルした関係をスパッと断ち切ったり、
次へのステップの起爆剤になることもあるでしょう。

感情に振り回されるのは非常に疲れるのですが、
「新たな創造を生み出せる」と思うことで、
客観的に感情と向き合えるのではないかと思います。

 

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