会社が求める人材は、究極的に2種類あると思う
「この仕事は私がいないと進められないの!」
という使命感にかられる仕事をお持ちの方は、
本当に幸せなのではないかと羨ましい限りです。
まあ、たいていの仕事は変わりが利くから、
転職市場は活発に動いているのだと思います。
私がこれまで見てきた会社のパターンから推測していることなので、
決してすべてに該当するとは思いませんが、
会社にとって外注が利かない人材は、
究極的には2種類あるのではないかと思いました。
1 頭で考える仕事をする人
つまりマネジメント、管理する側、リーダー職、仕事を統括する立場、プロデューサー的立場。
仕事を外注するにも、指示を出しまとめる役は外注できないから、
主に社員がその役割を担うのではないかと思います。
決して外注の仕事が頭を使わないわけではないのですが、
さらに大きく俯瞰して見ている立場といいますか……。
2 便利な人
誰かがやらなければならないし、なくならない仕事だけれど、
評価の対象になりにくいから誰もやりたがらない、
しかし外注するまでもない仕事って、会社にありませんか?
一般的に「雑用」と呼ばれる仕事かもしれません。
それを臨機応変にやってくれる人は重宝されます。
また、忙しい時だけ忙しい現場で臨機応変にフォローしてくれる人も。
評価されにくくても、ありがたい存在です。
代わりがきく仕事かもしれませんが、
「誰かがやらねば」という仕事自体はなくならないので、
会社にとって不可欠な人材ではないかと思うのです。
仕事として割り切れるかどうかが長く働くためのポイントだと思います。
1の仕事は出世コースにも絡むので難易度が高く、
2の仕事では割り切れない……。
という立場にある中間層(いや、会社のヒエラルキーでは「下」だな)の私は、
いつでも外注に取って代わる存在だと思うので、
会社をアテにせず、いざという時のための準備をしておこうと思うのです。
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