思いつめたら、何がなんでも思いを断ち切るように切り替えること
悩みや気になることがあると、ずーっとそれについて考えてしまう方はいませんか?
ハーイ、私です!悩みにとらわれて、思いつめてしまうタイプですね。たぶん人生で損することが多いと思うので、自戒も込めて対処法を紹介したいと思います。
ヒマだと余計なことを考えてしまう
好きな人ができれば「彼は私をどう思っているの?なぜLINEの返事をくれないの?」。
嫌われれば「もしかして私、嫌われてる?なんで?どうしようどうしよう(以下繰り返し)」。
苦手な人がいたら「あの人、コワイな~。イヤだなあ」
会社を辞めたいと思えば、「あー、もうほんとにマジやってらんない。辞めたい辞めたい辞めたい……(以下永遠に続く)」。
こんな感じで気になることが頭から離れなかったりすることはありませんか?他に考えることなんていくらでもあるのに。ご丁寧に四六時中、時間を見つけては頭の中でループします。客観的に見ると自分に言いたくなります。
「ヒマ、なんだね」と。
そう、きっと私はヒマなんです。考える余裕と時間があるから、グルグルと同じことを考えてしまう。本人はまったく楽しくてやっているわけではない。むしろ苦しいのに。
でも無意識に「悩む自分」を楽しんでいるのかもしれません。アドラー心理学的な考え方をすると、「解決したくないから、悩み続けるという選択をしている」となるのでしょうか。
悩んでいることは、たいてい考えたところで解決できない問題かもしれません。もしくは解決するのが怖い問題。
相手の気持ちがどうかなんて、聞いたら即答えが出るでしょう。でも知るのは怖い。会社なんて辞めればすぐに解決。苦手な人を「イヤ」と思う感情の中には、本当は「上手くやっていきたい」という気持ちがあったりします。
とらわれから抜け出す6つの方法
分からないことがあると、たいていの人は不安に思うものですが、「知りたい」という欲がある一方で、「知るのが怖いからこのままでいい」という欲もあるようです。そして呪詛のループにハマる、と。
ループにハマるとなぜ損してしまうか。誰かと会話していても、話のネタが悩みしか出てこなくなるから。会社のグチばかり言っていたらそれがクセになって、会社のグチでしか会話が成立しない……というパターンです。
本当はもっと楽しいことはいくらでもあるのに。もったいない。では、思いつめるクセをどうやって断ち切るか。自戒を込めて、できることを紹介します。
1 忙しくする
ヒマになるから余計なことを考えてしまう。とにかく忙しく過ごして無駄に考える時間を作らない。
2 思いつめたら、思考を断ち切る
思いつめることがクセになっていたら、クセは矯正できますよね。タバコも飲酒もクセ。本人の強い意志さえあれば辞められます。落ちる思考をしてしまったら強制終了。面白いものを見たり読んだりして、強制的にカットします。
3 美味しいものを食べて、お風呂に入って、寝る
この3つが揃う生活って、本当に幸せです。本当はとってもハッピーなことです。
当たり前すぎて忘れがちだけれど。「こんなにハッピーなんだから、まあ、いいか」と思えたら、断ち切ることにほぼ成功したと言えるでしょう。
4 幸せのハードルを下げる
3に似ますが、手に入らないものばかりを見ると苦しくなります。上昇志向のハードルと欲望は紙一重。ハードルが上がることは、欲が強くなっていることかも。たまに「ハードルが上がり過ぎでは?」と振り返ると良いかも。
5 あるものをどう使うか
アドラー心理学の『嫌われる勇気』の中に、「大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」とあります。ないものは、ない。今持っているものを最大限に活かす方法を考えるほうが現実的。
6 祈る
最後は神頼みか……。
私たちに変えられないものを受け入れる心の平穏を与えて下さい。
変えることのできるものを変える勇気を与えて下さい。
そして、変えることのできるものとできないものを
見分ける賢さを与えて下さい。
ラインホールド・ニーバー(アメリカの神学者)
ウィキペディアより
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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