2017年9月29日

人と比べてしまう時に、劣等感を感じないようにする方法とは?

投稿者: sanoe

同窓会のような過去を懐かしむ会に参加することは、かなりハードルが高く感じております。
というのも、現在幸せであることが、心から楽しんで参加するための必須条件に思うから。

幸せのマウンティングで盛り上がる同窓会


まず昔話で盛り上がるので、
「あの頃のほうが良かったな……」と懐かしむのはまっぴらごめんなのです。

さらに、「今、何やってるの?どうしてるの?」と各々の近況報告……からの、
既婚・出産報告。
ハイ、ここで女子ならではのマウンティング。
思い出話に花を咲かせた後は、当然、それぞれの現在が気になります。
今「幸せかどうか」で何となく勝ち負けを感じるのはなぜだろう。

せめて仕事での武勇伝があればいい。
人から「スゴイね~」と言われるような、堂々と語れる誇らしい仕事をしていればいい。
しかしそれさえもない。

日々の生活がいっぱいいっぱいで、仕事に追われ、
何をしたいのかよく分からないまま、右から左へと毎日のノルマをこなしていく……。
決してサボってるわけじゃないのだが、
特別な目標に向かって夢中で頑張っているわけでもない。

そんな自分にとっては、過去の時間を共に過ごした人たちに会うことについて、
複雑な心境を感じている。
純粋に楽しめない。
どうしても他者と自分を比較してしまう。

頑張っている自分を認められる?


人間は格付けし合い、比較する生き物だから仕方ないのでしょう。
とはいえ、比較して「負けた」ことに落ち込まないでいられる方法はあるはず。

たとえば、やるべきことに対して頑張っている。
これからやりたいことに対して頑張っている。
「私だって今頑張っているのだから」と納得できるなら、
成功した元同級生を前にしても必要以上に落ち込むことはないように思うのです。

誰もが同じ順番で成功できるわけではないのは、「遅咲き」という言葉にある通り。
しかし「遅咲き」の方は、その存在だけで励みになります。

漫画『キングダム』の原泰久先生のデビューは30歳だそうです。
テレビでも、女優の吉田羊さん、お笑い芸人の永野さんやアキラ100%さんなど、
遅咲きでブレイクした方々をお見かけします。

今、「自分は頑張っている」と思えるなら、遅咲きの成功がやってくるかもしれない。
本当は他人と比較するものではなく、もう、自分の精神との闘いのようです。

 

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