2017年12月11日

なんで私じゃないの…。悲劇のヒロインになる前に気持ちを上げる方法

投稿者: sanoe

隣の芝生は青く見えるものだし、他人と自分を比較したところで何も生まれない。……と、頭で分かっているのに、羨ましいものは羨ましい。そんな時、「なんで私じゃないんだろう」または「なんで私ばかり」と悲劇のヒロインになってはいけません。

落ち込むほうが簡単


恋愛でも仕事でも、他者と比較しては自ら好んで落ち込みの沼へダイブすることはありませんか?

仕事のチャンスに恵まれるのが……
人気が出るのが……
結婚できるのが……

なんで私じゃないの!?

そう思い始めると、どこまでも落ちていきます。奈落の底まで。落ちるのを止めるには、転職でも結婚でも、何でもいいから、たった一つでもいいから成功体験を振り返ってみます。

その成功に至る道も簡単ではなかったのではないでしょうか。「なんで私じゃないんだろう」という問いかけに、答えが出たことなどないのでは。

美人じゃないから?
努力が足りないから?
才能がないから?
センスがないから?
頭が悪いから?

いずれも分かったところでどうにもならない自問自答ばかり。余計にへこみます。その状態から救われる問いかけは「なぜ?」ではなく「どうするか?」でしょう。

上手くできなくても続けられるか


成功体験を振り返ってみると、結果が出なくて苦しんだ経験が、今の自分を作ってくれていることが分かると思います。報われない期間は、それでも努力とチャレンジをし続けられるか、試されているのかもしれません。

たいていのことは最初から上手くいくほうが少ないでしょう。最初から上手くできたら才能と運の賜物。しかし努力が才能を追い抜くこともあることを、既にたくさんの人が証明してくれているから、自分を含む凡人は努力に前向きになれると思うのです。

凡人の努力を経験したからこそ、たくさんの人の頑張りに共感できます。それも能力の一つになるはず。

悲劇のヒロインに浸っても何も変わらない。
隣の芝生が青く感じたら、「では、どうするか?」を合言葉に気持ちを上げます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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