2017年4月23日

「自分は自分、他人は他人」と確信しないと世の中生きづらい

投稿者: sanoe

特に日本人は、自分と他人を比較しやすいようです。
隣の芝生は青く見えてしまいがち。
以前、ラジオ番組で「周りが結婚して焦るアラサー女子」の相談に、
タレントのLiLiCoさんは、
「なんで日本人って周りがそうだからって結婚したいと思うの?他人は関係ないじゃん!」
と仰っていました。ホント、そう思います。

世間一般の声にまどわされないで


もうこれはDNAなのか、生まれた時からの刷り込みなのか、
「他人様」の存在がどうにも気になってしまう性質になっています。
自分の人生なのに、世間一般の生き方、考え方に影響されます。

だから親世代とか、少しご年配の親戚から言われたりします。
「いい大学を目指して」
「安定した仕事を選びなさい」
「公務員がいいよ」
「結婚しないの?」
「子どもを産んでこそ一人前」…などなど。

これまでの一般的な幸せの形というものが、
大企業や公務員など大きな組織で働いて、年功序列でお給料が上がっていって、
結婚して子どもを産んで、マイホームを建てる…という形だったと思われます。
20年くらい前は、そんな幸せの形がまだまだ鉄板でした。
今では、ファンタジーの域です。

一億総中流社会だった頃は、一般的な幸せを目指せば、
それなりの安定があったかもしれません。
今は自分の意に反してまで「一般的」を目指すことが、必ずしも万全ではないようです。

自分のアタマで考える


生き方が多様化しているからこそ、
「自分は自分、他人は他人」としっかり割り切る強さがないと、生きづらいかもしれません。

しっかり割り切るとはどういうことかというと、
「自分のアタマで考えること」と思うのです。

「一般的には…」「他人がこうしているから…」という理由で人生を選んだほうが、ラクでしょう。
悩まなくていい、迷わなくていいから。脳の思考停止です。

けれども選択を外的要因に依存しているわけだから、どこかで誰かのせいにしてしまう。
「こんなはずじゃなかった」なんて言ってみたり。

結婚も就職も一生の問題。
答えなど、簡単に見つかるわけはないでしょう。
他者の情報に依存して手軽に見つけた答えで納得しでいいほど、自分の人生は手軽じゃない。

答えが出なくても、「自分のアタマで考え尽くした」という手ごたえがあれば、
どんな結果でも受け入れられると思うのです。
「自分のアタマでちゃんと考えて選んだ」という確信が、
これからの人生に対する自信にもなると思うのです。

私も今、迷い、考えていることがたくさんあります。
周りの声にも心が揺れます。
本当の自分はどうしたいの?と自分のアタマで決断しないと、
きっと一生後悔するだろうなあと思い、今日も頭の片隅で考えています。

 

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