2017年12月2日

「傷つくのが怖い」と言うけれど、傷つくことを決めているのは自分自身

投稿者: sanoe

傷つくのは怖い。誰だってそうだと思います。新しいことを始めたり、人間関係を深める時に、傷つくのが怖いから躊躇してしまうこともあるかもしれません。しかし「傷つく」「傷つかない」という選択権は、本当は自分にあることに気づきました。

人によっては傷つかない


たとえば、会社でパワハラ上司が暴言を吐いたら、受ける側は傷ついてトラウマになってしまうかもしれません。

または人間関係でも「受け入れられなかったらどうしよう」「裏切られるくらいなら、近づかなくていい」と傷つくことを恐れて、一線を引いてしまったり。

しかし「傷つくこと」を決めているのは、本当は自分自身。

『サザエさん』のカツオ君は、波平さんにどれだけ怒鳴られてもめげません。怒られ慣れている人間に怒号は効果がなさそうです。Mっ気の強い人なら、暴言さえ嬉しく感じてしまうかも。

受けた出来事は同じです。怒られる、怒鳴られる。それ以上でも以下でもない。しかし受け取る側によって傷ついたり、傷つかなかったりします。

本当は受ける側が選べて、「傷つかない」という選択をすることもできるのです。

人間関係が少しラクになる考え方


私も打たれ弱いので、酷いことを言われたら傷つくしかないと思っていました。しかし「傷つかない」と自分で決められると気づいたら、人間関係も必要以上に怯えることがないんだなと肩の荷が下りました。

「嫌われたくない。なぜなら傷つきたくないから」という恐怖心が根底にある人間関係は、ストレスでしかないでしょう。

「傷つくかどうかを決めるのは自分」と思えたら、相手の反応に振り回されることなく、自分主体で相手と向き合うことができそうです。

それでも傷つく時には傷つくだろうし、ショックだし悲しいし、心が折れてしまうかもしれません。

「傷ついてなんかない!」と強がるのは、自分に嘘をつくこと。むしろそのほうがトラウマになりそう。

「私、傷ついたんだな」とまずは受け止めて、認める。
必要なら泣く。
でも引きずらない。
……ってことが大切なのでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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