2017年11月28日

「言われたことをやるだけ」よりも、自分の頭で考えて働くほうがいい

投稿者: sanoe

長く勤めたいと思える会社に出会えたら本当に幸運だと思います。それこそ、一生を添い遂げたいと思える結婚相手に巡り会えるくらい、素敵なことではないかと。しかし、今も昔も変わらず転職市場が活発に動くのは「会社を辞めたい」と思う人がいるから。

「辞めたい」と思う理由には、給与や時間、待遇、人間関係などいろいろあると思いますが、今回は「つまらないから」という理由について考えてみたいと思います。

言われたことをだけやればいい?


仕事をする時間を「つまらない」と感じてしまうと、1日の大半がつまらなくなってしまうでしょう。できれば「つまらない」と感じることなく働いていたいです。

ではなぜ「つまらない」と感じてしまうのか。理由の一つに「言われたことをやるだけだから」があると思います。「言われたことだけやればいいなんて、ラクじゃん」と思いますか?

言われたことをやるだけの仕事は、やって当たり前で、外注にいくらでも取って代わられるリスクがあります。転職しようにも、「言われたことをやるだけではなく、自らアイデアを出せ」という方針の会社には入りづらくなってしまうかもしれません。

自分のアタマで考えて働く


仕事って、自分のアタマで考えて創意工夫できる余地があるから、張り合いを感じられるのだと思います。ちゃんとアタマで考えて仕事を進めた経験があれば、「言われたことをやるだけ」の仕事には戻れないのではないでしょうか。

多くの会社は、「言われたことをやるだけではダメ」だと思います。ただ稀に逆の会社もあります。表向きは「どんどんアイデアを出して」という顔をしていますが、そのアイデアが上の審議に通ることなく、結果的にトップダウンに従うしかない。

これは社風によると思うので、長年の慣例にかなわないこともあるでしょう。表に見えない社風はすぐには分からないところが厄介です。

つまらなくても「人」が救ってくれる

たとえ仕事に「つまらない」と感じても「お金のため」と割り切れるなら、それでいいと思います。葛藤しても以下のような職場環境があればまだ働き続けられるのではないでしょうか。

人間関係が良い
仕事内容に不満があっても、周りの人間関係が良好だと一緒に頑張っていこうという気になれます。「職場は仕事をする場であって、友達を作りに来ているわけではない」っていうのはごもっともですが、それでも職場の人間関係に救われることはとても多いです。

お客様の役に立っていることが分かる
誰かの役に立っているから仕事として成立しているわけです。「つまらない」と感じたとしても、喜んでくれる誰かを想像できるなら、もうちょっとだけ頑張れるかもしれません。

「好き」と「ラク」は違う


「仕事は辛くて当たり前」「仕事に面白さを求めるな」「仕事は傍(はた)が楽になること」など、働くことは基本的にしんどいものだという認識があります。

しかし最近は、「好きなことを仕事に」と考える方も多く、ネットツールのおかげでそれを実践されている方もいらっしゃるようです。とても羨ましく感じます。

おそらく「好き」と「ラク」は別の話でしょう。好きなことだから、しんどいことも耐えられるし、しんどく感じにくいというメリットがあるのだと思います。

ハンドメイド作品を作って販売とか、アフィリエイトで副収入とか、好きなことを仕事にしやすい環境が増えたけれども、実際にやってみると手間がかかることがたくさんあります。

ブロガーなら記事を毎日更新することが必須のタスクですが、私はそれさえも達成しきれていません。それでも好きで、本気で仕事にする気なら更新し続けなければならない。仕事だから。

好きなことを仕事にするのは、「ラク」をすることとは別なんだなと改めて感じます。

 

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