やってみて分かった!副業や週末起業を継続するために必要な3つの能力
働き方改革の流れにのって、企業も副業を容認する傾向にあるとか。ネット環境のおかげで、サラリーマンでも隠れて副業がしやすくなったものです。
会社の力に頼ることなくお金を稼ぐことができた体験は、「会社を辞めてもやっていけるかもしれない!」と可能性に溢れた人生を感じられるでしょう。
副業の始まりは0を1にすること
起業塾では、まずは1円でもいいから仕事を受注して、「0」を「1」にすることを勧めていました。0を1にすることはとても大変。仕事であればなおさらです。
0を1にできた時をスタートとするなら、 私は副業を始めて間もなく1年になります。
某WEB媒体で月4本の記事を納品するWEBライターのお仕事。「ネタがない……もうダメだ……」と毎月ヨレヨレになりながらも、何とか持ちこたえています。
たった月4本。前職でやってきたライター業のボリュームから見れば、笑っちゃうほど少ない仕事量。それでも本業の合間を縫って書くことがこんなにも大変とは。
たった1年程度ですが副業を続けてきて、継続にはある能力が欠かせないと改めて実感しました。
副業継続に必要な能力
必要な能力1 自律力
もしかすると、一番必要な能力なのではないかと思います。自分を律する能力=自律力。
私はもう一つの副業として当ブログの運営もしています。理想は毎日更新。しかし現実的にはやはり無理で、せめて2日に1回の更新を目指すものの、それでさえキツイ。本業の忙しさと体調不良を理由に、先月は1回も更新していないという劣等生ぶり。
プロブロガーのイケダハヤトさんは、ブログで収益を上げたければ、最低でも毎日の更新を必須条件と仰っています。わぁ~、ワタシ、プロブロガーになれそうにない(棒読み)。
もしもブログ更新が、会社からの必須命令で抗えないノルマであったら、やる気がなくても、体調不良でも、忙しくても、何とか更新するのだと思います。
けれど、責任が発生するのも自分、損害を受けるのも自分のみなので、いくらでもノルマを甘くすることができるし、「やる気がない」と言ってはサボることができる。
だからいつまでたっても趣味ブログ。仕事としての収益を立てるなんて夢のまた夢。
本気で好きなことを仕事にするなら、自分の責任を甘くしないこと。サボりたくなっても、ラクな方へと流れない。自分を律して働く力が必要。
必要な能力2 問題解決力
副業でやっているWEBライターのお仕事ですが、私のノルマは月4本の記事。契約先の会社にご迷惑はかけられないので、何が何でもノルマを果たそうと試行錯誤します。
もうネタないよ……と思っても、どうしても提出しなくてはならないから、ネタが尽きた脳にもうひと頑張りしてもらって、無理矢理でも生産させます。
これが会社内の事業ならば、上司や先輩に相談できるかもしれないけれど、副業でも自称フリーである限りは、自力で解決策を探します。
限界の状況下でも何とか粘ってみる。次々と強い敵が現れて、負けそうになっても諦めずにしぶとくもがく、何かの少年マンガの主人公のようなメンタルですね。
必要な能力3 時間管理力
本業があっての副業なので、プライベートはほとんど副業に時間がとられます。だからこそ、副業は好きなことを仕事にしないと続けられない。よほど時間を効率的に管理しなくては、副業以外の遊ぶ時間を持つことさえ難しくなってしまうでしょう。
私も副業を始めてから遊ぶ時間が随分減りました。やりたいことなので納得はしているけれど、副業を時給換算にしてみると、まだまだ「仕事」として回せるレベルではないので、もうちょっと上手くやらなきゃなと。
会社にいる時以上に、時間の生産性、自分の人件費について考えさせられます。
副業がもたらす本業への良い影響
副業はいずれメインの仕事にしていきたいですが、会社員の仕事と並走しながら行うことで、時間とお金の回し方を物凄く考えさせられるし、その思考は、会社の仕事にも良い影響を及ぼすと思うのです。
会社で、自分の人件費を無視した採算度外視の仕事が回ってくると、いくら会社員とはいえ、やってられなくなります。
その仕事はどこで収益をとってるの?
収益とれないなら何のために身を粉にして働いてるの?
人件費のムダじゃない?……など、会社の中で巡る時間とお金を客観的に見るようになるのも、自分だけのビジネスを持っているからこそ。
もしも本業が、心身が壊れるほど忙しい仕事だったら私は副業なんぞに手をつけられません。余裕をもって働ける(ゆるい)会社だからこそできること。閑職の会社員の方には、副業、お勧めです。
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