「このままでいいのか?」は、おそらくずっと付き合っていく自問だと思う
何事においても、「これでいいのだ」と言えたらいい。「足るを知る」という境地なのかもしれません。しかし、ないものねだりなのか、向上心か「このままでいいのだろうか?」と焦る気持ちは続きます。この葛藤から自由になることはできるのか?
もう婚活で悩まなくていい
人生の中で、「私、このままでいいのだろうか?」と悩まずに過ごせた時間って、本当にわずかだと思います。つまりは、ちょくちょく「このままでいいのか?」と自問してるってこと。
「このままでいいのか?」にもいろいろな種類があって、仕事、結婚、人間関係、将来のことなど、多岐にわたると思います。
結婚して良かったと思うことの一つに「もう婚活をしなくてもいい」があります。「このまま一生独身だったどうしよう?」「出会いがない!」「気になる彼からLINEが来なくて落ち着かない」……など、独身であれば次々と頭をかすめる焦りと不安。
ものすごく、よく分かります。私もずっと彼氏がいないアラサー時代を過ごしたので。
結婚によって、独身ならではの焦りと葛藤から解放されたように感じました。ああ、これで、婚活の悩みに時間を割かなくて済む。これで仕事に集中できる……と。
もちろんプライベートが一生安泰なんてわけはない。人の心も諸行無常。状況は変わっていくものだろうけれど、少なくても今この瞬間においては、婚活で「このままでいいのだろうか?」という自問をしなくて済むのだ、と安堵したのです。
仕事のレベルアップを望むなら
仕事においても、「これでいいのだ」と思える着地点を探してずっと働いています。しかし仕事だからこそ、着地点なんてないのかもしれません。
「このままでいいのだろうか?」は、「このままではよくない」と思っているからこそ生まれる疑問。そして仕事をレベルアップさせたいと望む限り、今の自分に疑問を感じるのだと思います。仕事においては存在していて当然の自問。無理に消そうとしなくても、たぶんいい。
「これでいいのだ」と思える瞬間があっても、向上心のある人ならまた別の疑問が発生するのだと思います。
いつか葛藤がなくなる日が来ると思っていたけれど、一生ついてまわる自問なのだと受け入れたほうが、心が落ち着きそう。
葛藤がやってきたら、「ああ、また、きたんだな」と。「このままではいけない」と感じている核心は何か?そこが分かるだけでも、かなり解放されると思います。
関連記事
「言われたことをやるだけ」よりも、自分の頭で考えて働くほうがいい