人脈作りだけではない!異業種交流会に参加するメリットって?
先日、異業種交流会に参加しました。目的は副業の記事制作での取材先を探すため。面識のない方に突然問い合わせる勇気もなかったので、まずはお会いできる方に直接ご相談したいと思い、人に会える場、つまり交流会に参加したのです。
人脈作を作る以上のメリットがありそう
以前に通っていた起業塾の先生も、起業し始めた頃には頻繁に交流会に参加していたそうです。本当は行きたくないけれどメンターからの課題だったので、毎週どこかの交流会に顔を出していたとか。
その目的は人脈作りというのもあるけれど、結果として違うところに収穫があったと仰っていました。私も参加してみて、当初の目的以外の気づきを得たので紹介します。
営業活動の練習になる
人見知りな性格だと交流会への参加はハードルが少し高いかもしれません。
初対面の人が集まるので緊張するだろうし、時間の経過につれて、話が盛り上がっているグループができたりして、話の途中で輪に入っていくのもちょっとした勇気が必要。
しかし、その日私はかなり焦っていたのです。原稿の期限を考えると、かなり切羽詰まった状況。「自分、人見知りですから……」なんて尻込みしている場合ではない。早く取材先を探さなきゃ!と迷うことなく、人の輪に入っていくことができました。
途中で話に入っても、嫌な顔をされることもありませんでした。普段なら、話の腰を折ってしまうのでは?と遠慮して逃げる自分がいたのですが、入ってしまえば「遠慮することでもなかったんだ」と改めて実感。
営業職で働く方なら、知らない人たちの中へ「こんにちは!」と入っていくことは朝飯前だろうけれど、自分も含め人見知りの性格だと慣れが必要でしょう。独立する予定があるなら初対面の人に次々と会う環境は、営業活動のいい練習になりそうです。
自己紹介が洗練されていく
初対面ですから最初に自己紹介をします。新しい人に会うたびに何度でも。その繰り返しによって、自己紹介の仕方が洗練されていくと思います。
概ね自己紹介で伝える内容は、
自分が何者で、今何をしているのか。
何が好きなのか。
これから何をしていきたいのか。
……といった内容がメインになるのではないでしょうか。
自分が何者なのかを言葉にしていくうちに、自分なりの人間像が確立して、ブレない自分を作れそうです。独立を考えているなら、やりたいことを人に話すことで事業計画が固まりそう。自己PRのスピーチを実践さながらに練習できる場ですね。
モチベーションが上がる
異業種交流会に積極的に参加する方は、独立されたり、これから独立する予定があったりパラレルワーク中など、皆さま意識が高い。そういう方々とお話ができると、ただ話しているだけなのに自然とモチベーションが上がります。
参加される方は年齢もさまざま。年上の方でも、年下の方でも、仕事に対する姿勢と志がとても素晴らしく、乗り越えてきた経験、チャレンジしてきた経験もドラマのよう。
会社の中では年齢や社歴、役職によって上下関係ができるけれど、交流会はフラットな場。相手に対するリスペクトに年齢や立場は関係ないんだなと分かります。そして「自分も頑張ろう」とパワーをもらえるのです。
ゆるく人とつながれる
いわゆる人脈作りですが、「またお会いしましょう」と名刺を交換して、本当にまた会える人は少ないかもしれません。婚活パーティーでも2回目に会える人はわずかです。
それでもフェイスブックなどで緩やかにつながることができるのは良いご縁だと思います。一度会ったことがあるとないでは、声掛けのしやすさが全く違うから。
久々に異業種交流会に参加して、「楽しく修行ができそう!」というメリットを感じたのでした。
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