コーチングで「己を知る」と人生が楽しくなるか?学んでみた結果は…
こんなブログでも、読んでくださる皆さま、ご無沙汰しております。読んでいただき、ありがとうございます。更新は10カ月ぶりです!書かなさすぎ!
ブログをサボっていた間、ちょっと本業が忙しくなってしまったり、「コーチング」の勉強をしていました。そして「コーチ」の資格を取得できた…ので、「コーチング」についてちょっとお話を。
目次
行動することは難しい
私自身とても他力本願な人間なので、目の前の悩みが解決されるなら、何でも頼っておりました。
恋愛マスター、スピリチュアルカウンセラー、占い師、起業塾……。おそらく思い出せないのもあるはず(まったくいいカモである)。悩みに合わせていろんな専門家からノウハウやテクニックを聞きました。
そのノウハウを本当に行動に移せていたら、悩みは解決に向かって動き出したのだと思います。が、行動することはほとんどありませんでした。
なぜなら解決法を聞くだけで満足してしまったから。本も同じ。読んで解決したような気分になって、行動まで落とし込むことが滅多にないのです。
行動することって、本当に難しい。
やればできるようになることがたくさんあるのに。
目の前の誘惑に流されたり、日々の忙しさに追われてしまったり…。
「行動しない」という大問題を解決しなくては、どれだけ素晴らしいノウハウも、ただの机上の空論になってしまう。
ではどうやったら行動できるようになるのか? その答えの一つが「コーチング」かもしれないと思ったのです。
コーチングに惹かれた理由①
自分の中にある答えを一緒に探すから
「コーチって何?」……コンサルのように「コレをやると売り上げが上がるよ!」ってアドバイスする人のことかと思っていましたが、基本的にコーチが指示することはありません。
じゃあ何をするのかというと、クライアントさんが目標を達成したり、問題を解決できるように対話を通して気づきを促し、励まし、勇気づけ、応援し、背中を押すこと。
「本当の望み」に気づくだけで、ずいぶん心がラクになるし、目標や問題への向き合い方も変わるもの。
達成したい目標も、解決したい問題も、本当に本人がそれを望んでいるのかというと、実際は違うことが多々あります。
もっと根の深い本質的な望みが隠れていたりするので、コーチは対話によってクライアントさんの「本当の望み」を引き出すのが一つの役目。
コーチングに惹かれた理由②
自分の中から出てくる答えに従い、
自分で行動を決めるから
親から「勉強しなさい」と言われても、まったくヤル気が出なかったという体験ってありませんか?
大人になっても同じように、他人から言われた「やらねばならないこと」は、なかなか行動に移せないものです。
しかし、自分で目標を立てたことなら、もう少し前向きに取り組むはず。
「毎日3キロ走ろう」「毎日30分間、英語の勉強をしよう」とか。少なくても、他人に強制されるよりはヤル気になりますよね。
コーチングでは、目標に向けて取り組むことをクライアントさん自身で決めてもらい、小さな目標達成と成功体験を積み重ねていってもらいます。
ついつい怠けて「3日坊主」になることもあるかもしれませんが、コーチという伴走者がいるので、怠けそうになる気持ちにストップがかかり、行動を継続しやすくなります。
たとえ「3日坊主」になったとしても、そこにはまた別の問題が隠れていたりするので、対話でクリアにしていきます。
コーチングに惹かれた理由③
自分自身と、とことん向き合うから
転職したい、仕事で成功したい……など、たくさんの願いや欲望があるけれど、もっと大元の、根っこの、「本当に自分はどう生きたいのか?」「どんな人生を送りたいのか?」「自分はどんな人間でありたいのか?」を理解できると、かなり生きやすくなるような気がします。つまり己を知ること。
コーチングを学びながら、自分自身とも否応なく向き合うことになりました。
じゃあ人生のテーマを理解できたかというとまったく理解できていないのですが、前よりはボンヤリと自分という人間の輪郭が見えてきた気がしている。
ボンヤリなんだけど、己を知らなかった時よりも、ずっとずっと生きやすくなっている……ような気がする。
「気がする」って曖昧な言い方で弱いけれど、己を知る過程の段階だから、まだ言い切らないでおく。というわけで、コーチング活動も複業の一つにしようと修行中。
関連記事
「答えは自分の中にある」。コーチングをやってみて気づいたこと
人生の戦略を立てるとは何か?無駄な努力をしないように考えるべきこと