2017年11月7日

転職面接の時にチェックを！やりたくない仕事が降ってくる割合

投稿者: sanoe

転職をするなら、今よりも良い条件を求めるのは当然のこと。私は「仕事内容」がキメテになることが多いです。職歴の経験を活かせるか、やりたいと思える仕事かどうかなど。

ですが、転職して３年。今さらながら3年前の面接時に「確認しておけば良かったのにー！！」と悔やむことを発見しました。

これから転職を考える方が、同じ轍を踏まないよう参考にしていただけると幸いです。
仕事に「やりがい」を求め過ぎな方、「やりがい」重視の方にこのチェックをお勧めします。

華やかな実績、実は盛ってたりして

「やりがいのある仕事をしたい」と多くの人が思うものですが、「やりがいの搾取」にならないよう、条件面のチェックも欠かせません。はい、チェックしていますよね。

で、面接ではどんな仕事が任されるのか、説明を受けると思います。その中に、「やってみたい」と思える仕事があればとても喜ばしいことですが、ここでチェックが必要です。

会社によっては、仕事内容を実績として説明するかもしれません。転職者も職歴を説明する時に“盛る”まではしなくても、遜色ない内容を話すことでしょう。

同じように会社側も転職者に良い会社と思ってもらいたいわけだから、盛るか遜色ない話をされることもあります。しかし、盛られた実績なのか事実なのかは、いくらＨＰなどで事前に調べても入ってみないと分かりません。

盛られた実績の中に「やりたい仕事」があったとしても、「入社したら私もその仕事ができる」と早々に思い込まないように。ここでチェックです。

その仕事が任される立場になるまで何年くらいかかるのか？
そのやりたい仕事以外の、やりたくない仕事がどれくらいあるのか？

……という内容を、直接聞いたらアウトだと思いますが、会話の中で探っていく必要があると思います。

仕事が任されるまで３年かかるかもしれない。
それまで他のあらゆる雑用が降ってくるかもしれない。
やりたい仕事は全体の業務の１割程度で、９割は興味のない仕事かもしれない。
やりたい仕事は一部の人が抱え込んで、めったに回ってこないかもしれない。
それでも我慢できますか？

面接で聞いていた話と仕事内容が違うとか、仕事内容が変わったなんて話は往々にしてあるでしょう。会社の事業転換とか、業務の増減などによっていくらでも。

そんな大ごとが起こらなくても、面接は対話なので、どちらかの思い込みによって会話が進んでいく場合もあります。

やりたい仕事の詳細は、興味があるからおそらく面接でも意欲的に質問が飛ぶと思うのです。けれども「聞いていた話と違う！」とならないために、「やりたくない仕事がどれくらいあるのか？」ということも確認しておくと良いと思います。これから働く覚悟を固めるためにも。

「やりたくない仕事」をゼロにすることは現実的に難しいでしょう。それでも仕事として割り切れるなら、何とかやっていけるのではと思います。

会社員をしていると、聞いていた話とは違う仕事がポンポン降ってくるもの。そんな時に「やろう」とハラを決める最後の砦は、「志」だと思うのです。

「志」は、会社の事業への共感、目的の一致。
その会社で長く働くつもりならば、一番大切なことなのかもしれません。