2018年2月3日

もうムダな消費はしない。古着を売りに行ったらわずか〇〇円だったから

投稿者: sanoe

友人の中に「ミニマリスト」を目指している人がいます。彼女がこれまでに断捨離したものは、テレビ、パソコン、大量の洋服。次に捨てたいのは布団だそうです。その次は住む場所。

究極的には寝袋一枚でどこでも行けるスタイルにしたいとか。モノがなくなるって、自由になることと比例するのかしら。

古着を売りました…〇〇円で


友人の影響を受け私も久々に洋服を断捨離しました。どうしても捨てられない愛着のある洋服はとりあえず置いておいて……。

今回、「売ってしまえ!」と断捨離した服は、ニット、カーディガン、シャツ、ショートパンツ、パーカーなど合計14着。状態が良いとはいいきれないものもあるけれど、2~3回しか着なかった服もある。
古着屋さんに買い取りをお願いした結果、

14着でわずか140円。

1着10円ですか……。
メルカリのほうが何倍も高く売れたでしょうね(ガクリ)。

売った140円を握りしめ古着屋の店内を見渡すと、さっき売ったばかりなのにまた欲しくなる。しかも手に取る洋服は家にありそうな似たものばかり……。

セール280円で売っていたニットは、通常のお店の価格では安くても4900円くらいでしょう。それが10分の1以下の価格に。状態もそんなに悪くない。

そんな値段を見ると、お店で正規の価格で買うのって本当にムダと思ってしまう。そして「安いから買う」という衝動もモノが増えてしまう原因。

しかしね、これまで好きで買ったはずの洋服も、時が経てば新鮮味をなくしてタンスのこやしになる。古着屋に売ったところで二束三文。ああ、もう、買うのやめよう……と目が覚めます。




消去法で買う虚しさ


断捨離で取捨選択して残った洋服も、本当に好きで着ているかというと少し違う。他に合う服がないからという惰性で着続けていて、そこにワクワク感はない。

おそらく選ぶ段階から惰性が入っているからかもしれません。無難なもの、仕事で使えるもの、職場で悪目立ちしないもの。消去法で選ぶ服のほうが圧倒的に多くて、クローゼットはもしかして人生の縮図?

好きでもない。テンションが上がるわけでもない。とりあえず着ている。この感覚はブラック企業で食べた夜食のコンビニ弁当に似ているかも。

深夜1時の職場で身近にあるのはコンビニのみ。美味しいとも食べたいとも思えない。しかし腹は減る。空腹を満たすためだけの食事はとても虚しかった。




「自分を知る」は最強スキル


買い物という消費活動って本当に楽しい。けれども人生が空しくなるようなムダな買い物はしないに限る。

では洋服はどうやって選ぶと良いのか……。「ハフィントンポスト」にこんな答えがありました。

本当に「フランス人は10着しか服を持たない」のか? パリの女子高生に聞いてみた

パリで生活をするようになってから倹約生活がスタートしたので、洋服を選ぶにしても「限られたお金で、絶対の絶対に欲しいものしか買わない」という習慣も身につきました。
~中略~
「他人がどうこうでなく、自分の軸をもって、自分に似合うものだけを買う」こと、そして「お金を使わない」ということが心地よいのです。

ハフィントンポスト(ライター中村綾花さん)より

自分には何が似合うのか?知っているようで理解していません。だから周りの流行に左右されてしまう。「自分を知る」って本当に最強のスキル。仕事や人間関係だけでなく、消費活動においてもムダを減らしてくれる。

洋服を買う前に、自分についての研究が先です。

 

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