客観的に見て!広告を作る時に押さえておくと良い最低限のポイント2つ
人はどちらかというと、ポジティブな面よりも、ネガティブな面のほうが目につくようです。その対象が人になれば陰口を叩くし、会社だとグチになります。アラ探しをしてアラをネタにして盛り上がって、「自分が正しい」と言いたくなるのかもしれません。
例外なく私も隣の部署がやっている仕事のほうがアラを見つけやすいです。自分の仕事は棚に上げるくせにね~。で、隣の部署が作った広告のアラを見つけた時に感じた話です。
内輪ウケの広告って、あるよね
雑誌でも、チラシでも、よく見かけるのが「内輪ウケ」の広告。商品説明、システム説明が、とても分かりにくくて、会社に属している人や関わっている人にしか理解できない内容になっている広告です。
見ているとストレスを感じるし、ストレスを感じるから見ない。邪魔な広告になってしまいます。この会社には広告のプロがいないんだな……と分かります。私が所属している会社もそんな感じ。
それでも広告の目的は新規顧客開拓です。
その広告で何が抜けているのかというと……。
誰を対象に、
何を売っていて、
それを買うとどんなメリットがあるのか?
ということが、ものすごく分かりにくい。
初めて見るひとはなおさら意味不明でしょう。
同じ商品を売るにしても、載せる雑誌によって読者は違うのだから、刺さる言葉も変わってくるわけです。けれども読者想定も無視して、推したい情報だけを押し売りしている。
……というアラが他者の仕事ほどよく見える。自分の仕事ほど見えない。
「こんな広告じゃ分かりませんよ」と言う第三者と、「いや、これでいい」とこだわる制作者のせめぎ合いが発生するのです。
商品を深く理解している人が作るからこそ、その商品を初めて見る人の視点が欠けてしまうのかもしれません。よって消費者と企業の間に立つ広告制作会社が活躍するのでしょう。
客観的に自分の仕事を見る
広告制作に予算の関係で、広告は社内で作るしかない!という場合は、
誰のために?
購入者にどんなメリットがあるのか?
を明確にするだけでも、分かりやすい広告になるのではないかと思います。
なんてことを偉そうに言っている自分もアラだらけです。当サイトもアラだらけで雑なのは分かっています。
素人っぽい作りだし、PVを上げるための改善点も多々あります。自分が気づいていないこともたくさんあるでしょう。
どれだけ客観的に自分の仕事を眺められるかが、仕事のクオリティを上げることにもつながるようです。
関連記事
雑用する側から頼む側になった時。仕事を支えてくれる人を覚えていて
「継続は力なり」は本当か?好きなことを継続するから意味がある
やる気がなくなったら…。「誰かのため」に働くことは基本的に気持ち良い