2017年2月3日

いつまで雑用係?転職した新人が一人前になる通過儀礼を短縮したい

投稿者: sanoe

期待と希望をもって転職したはずが

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「同じ職種だから即戦力になれる!」と思って転職しても、会社から見れば転職者も新卒ではないけれど新人なわけで。
たいてはお茶くみ、コピー、電話受付、郵便や宅急便の発送、データ入力etc…といった業務から任されることが多いと思う。

雑用は新人の仕事?

仮に総務や庶務、受付の担当者がいたとしても、部署内には誰もやりたがらないけれども誰かがやらなければならない雑務があるのでは。上司から部下へ、先輩から後輩へと投げられていく仕事…アシスタント業務といいますか。

それらの仕事をやらなくてもいい転職者は、期待されてヘッドハントされた人とか管理職くらいだろう。当然、私ごときの実力ではどこの職場に行っても雑用は免れないし、通過儀礼のようなものだと思っている。雑務に一通り慣れてからが本当のスタートだ。

やりたい業務があって転職した人にとっては、どれだけ早く雑務から抜け出せるかが気になるところ。

雑用に縁がない優秀な人、ドロ沼の便利な人

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「なんでこんな仕事をやらなきゃならないのよ」って文句を言っても、本当にデキる人はスピーディーにかつ完璧丁寧に雑務を片付ける。その結果を見れば、会社のほうから他の仕事を任せたくなるはず…ちゃんとした会社なら。
だから雑用をバカにしてはいけないと思う一方で、どれだけ見事に片付けても、アシスタントから抜け出せないパターンもある。
会社(上司や先輩)にとって“便利な人”だから、雑用をしてくれなくなると困るわけで、なかなか雑用係を卒業できなかったりする。転職先はどちらのパターンか…入ってみないと分からないだろうなあ。

ただ、雑用を自分でできるようになっておくことはとても重要。
宅急便の出し方を知らない上司は、発送したいものがあるたびに誰かに頼まなきゃならないから、部下が忙しいタイミングに頼むと影で舌打ちされているに違いない。

雑用係を卒業するには?

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1 客観的な成果を見せる
→仕事ができるようになるという真っ当な正攻法。
2 一つの会社に長く在籍する→なんだかんだ言っても年功序列の文化は根強いから、新人を待つ。
3 とても忙しい会社に転職する→大きい仕事も任されやすいが雑用も免れない。
4 いい人でいるのをやめる→ヘタをすると評価が下がる諸刃の剣。
5 仕事に夢を見ない→雑用でお金がもらえてありがたい!プライベート充実型になる。
6 仕事に誇りを持つ→どんな仕事でもプロはプロ、という心意気。プロのお茶係、プロのコピー取り、プロの電話受付…と思えば、ちょっとカッコイイ。
7 転職する→見限ってさっさと転職活動をするのもアリ。

…ありきたりな解決策しか出てこないから、私は雑用係なのだろう。

「成功する社長はトイレ掃除をする」とよく聞くが、誰もやりたがらないことを率先してやる姿勢が成功を掴む…という意味で私は受け取っている。

やりたくないことから逃げると追われる。
立ち向かうとやりたくないことではなくなる。
人間関係も同じで、苦手な人から逃げると余計に怖くなる。
近づいて話をしてみると「意外にいい人じゃん」と思えることがある。

…といった発想の転換で気を紛らわせたり。
とにかく今は逃げずに踏ん張っている最中。

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