2017年9月25日

引退報道になって気づく。安室ちゃんという生き方に学ぶ仕事姿勢

投稿者: sanoe

安室奈美恵さんが引退を宣言されました。
大変おこがましいことですが、勝手ながら、
私は心の中で安室ちゃんを長年の友のように感じております。
なぜ心の友かというと、同世代で、同じ時代に青春時代を過ごし、共に歳を重ね、
どんな時も人生の傍らには安室ちゃんの歌があったからです。
安室ちゃんの歌が流れれば、当時の思い出話がガッとよみがえります。

他者の期待に応え続けるプレッシャー


とにかく、同じアラフォーなのにまったく年齢の経過を感じさせず、
あれだけのパフォーマンスができることは、本当に尊敬しかない。
気高く、貴く、神がかっている方だと思います。

引退前のニュースで沖縄でのライブ映像が流れ、
「安室ちゃんは、まったく歳をとらないなあ……。50代になったら、
マドンナのようになるのかしら?」なんて思っていた矢先の引退報道でした。
その潔ささえもカッコイイ。

以前どこかのインタビューで、安室ちゃんは
「自分より歌の上手い人はいるけれど、ダンスと歌を合わせたら負けない」
という旨を仰っていたのを見たことがあります。
その姿勢をずっと、ずっと貫き続けたのですね。

安室ちゃんのストイックな仕事姿勢は、今さら言わずもがなですが、
25年間変わらないビジュアルで、歌もダンスも全盛期のクオリティをキープし、
キープどころか期待を上回る進化を続け、
ファンの望む姿であり続けることがどれだけ大変か……。

もし、自分が職場で上司や同僚から多大な期待をされたら、
正直プレッシャーがハンパない。
期待されないほうがラクです。

成長しないと現状維持さえできない?


「現状維持」は、実はかなり難しいことだと思います。
現状維持を望んでも、走り続けなければ、落ちていくだけ。

仕事で高い評価をいただいた後、その評価に安心して
自分の能力を磨き続けることをしなければ、
追従する人にいくらでも追い越されるし、流行に取り残されてしまうでしょう。

テレビ番組や音楽ランキングで、
人気のタレントやアーティストが次々と入れ替わるさまを見れば分かること。
その入れ替わりが、自分の仕事にだけ起こらないわけがない。

安室ちゃんは現状維持どころか進化し続けました。
時代を読みながらご自身にしかできない表現を追求されたように見えます。

自分の周りでも、仕事がデキる人ほど自分の才能を過信しないし、
知識と技術を吸収し学び続ける姿を目にします。
決して今の実力に安住することなく。

いくつになっても、どこにいても、何をしていても、
成長し続けることは人間の義務なのかもしれません。

 

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