2017年4月1日

独身、既婚、ワーキングマザー?女同志に感じる見えない壁

投稿者: sanoe

ライフスタイルの変化によって人間関係にも変化が伴うものだけれど、
男性よりも女性のほうがそれが顕著に表れると思う。
独身か、既婚か、子どもがいるかどうか。
職場という狭いコミュニティの中では、その立場の違いによって、
うっすらと見えない壁があるように感じるのだ。

ワーキングマザーに囲まれるアウェー感


既婚率、子持ち率は、周りにいる人間が大きく影響すると思う。
先日、職場で保育園通いのお子さんをお持ちの方々が、
子どもの話で盛り上がることがあった。

たまたまその場に居合わせたから輪の中で話を聞いていたけれど、
正直いって話に置いてきぼり。
子どもを持たない身としては何の共通項目もなく、共感できることもなく、相づちはひたすら
「へ~、そうですか~、かわいいですね~(棒読み)」。
…話に入れない。

子育ての中にどんな“あるある”があるかなんて、
しょせん想像でしか考えられないので、独身の身では実感を持って話に入れない。

働くママさんが多い職場だったら、
「私も子どもを持たないとコミュニティに入っていけない」という焦燥感を強く持つのだろうなあ。
その環境で生きる限り、出産して子育ての悩みの一つでも話せるようにならないと、
コミュニティの中で疎外感を感じてしまうのだろう。
出産しないのであれば、ハートを自立させることが、唯一の救いの道だと思う。

その逆もしかりで、独身女子のコミュニティの中に1人だけ子持ちだと、居づらさはあると思う。
似た境遇の人がそばにいるほうが居心地が良いのだから、
世の中は当然「類は友を呼ぶ」みたいなことがたくさん起こるはず。

立場を超えて盛り上がれる相手を探す


女って、どうしてこうも、ライフスタイルの違いによって話が合わなくなるのだろう。
独身か既婚かでも話に気を遣う。
同じ独身でも、彼氏がいるかいないかで、共感できる話が変わる。
子どもがいる母だったら別次元の話だ。

決して相手のことが嫌いになったわけではないけれども、盛り上がれる話が違ってくる。
そうやって目には見えない壁を感じてしまう。
仕方ない。立場の違いゆえに生じることだから誰も悪くない、と言い聞かせる。

…言い聞かせるものの、どういう状況だとラクかと考えると、
立場など関係なく話せる環境があるのがいい。
趣味や仕事の話になるんだろうね。

煩わしい人間関係にとらわれそうになっても、職場では黙々と手を動かせる仕事がある。
そんな時、仕事に助けられている気がする。

関連記事
コミュニケーションの修行の場に最適なのは、女の園の職場に…

人と話すのが苦手な理由が「自意識過剰なプライド」に絞られた件

クセになってない?愚痴・悪口で“落ちる”のは相手ではなく自分