2017年6月15日

「そうだ、会社辞めよう」と思ったら。退職前にやるべきこと~精神編

投稿者: sanoe

会社を辞めたいと思うのは、嫌なことだったり、変えたいと思う原因があるからですよね。人間関係や仕事内容など、「イヤだ」と感じるストレスから逃げたいから
会社を辞めるというのもよくあると思います。

「嫌だから辞める」は逃げか?


ブラック企業の過労とパワハラで命の危険にさらされるくらいなら、
さっさと辞めたほうがいいと思うし、やりたい仕事が明確なのに
その職場では叶わないなら、転職したほうがいいと思っています。

簡単に会社を辞めないほうがいい理由としてよくいわれる都市伝説は、
イヤだと思うことから逃げるような転職では、次の職場でも同じことが起こる…ということ。

実際のところは、同じことが起こる可能性もあるけれども、
違うことで悩んで辞めたくなる可能性もあります。

「すべてが満たされる会社などない」っていうのが鉄則。
満たされない中で、自分がどう妥協し納得できるかが、
ストレス低めで働くためのスキルでしょう。

会社の古株で、裁量権があって自由に働いているように見える先輩社員も、
本音を言えば「辞めたい」と考えているようです。

しかし、現職のメリットとデメリット、
転職して得るメリットとデメリットを秤にかけたら、
現職のほうが良いと妥協して働いているのだと思います。

退職は、会社からの卒業


私は、その会社で耐えられないなら逃げてもいいと思っています。
ただ同じことを繰り返さないためにできることはしたほうがいい。
後くされのないように。
やり残したと思うことがないように。

日々私も「会社辞めたい」とつぶやいている一人ですが、
先日同僚がいいことを言っていました。

彼女も退職希望者で、遠からず辞めることを視野に入れているけれども、
最後までやるべき仕事をやり尽くそうと考えているそう。
積極的に市場調査を続けるなど、周りから見ればとても仕事に意欲的です。
後ろ向きではなく、退職も次の成長のためのステップにしているのを感じました。

退職は終わりではなく、通過点でしかない。
「この会社を卒業するのだ」と思うほうが、退職の花道を歩んでいるように感じそうです。

退職した後も仕事人生が続くのだから、最後まで会社で結果を残そうと努め、
得られる経験はモノにすること。
退職数日前になって見えてくることもあるでしょう。
もっと、やっておけばよかったな…と思うようなことが。

リアルに辞めることを想像してみると、
辞める前にこの会社でやっておくべきことが見えるかもしれません。
「やっておくべきことが、たくさんありそう!」と気づいたら、
もう少し在職する選択もアリだと思います。

「何一つ、やり残したことなし!」と言えたら、最高の退職です。

 

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