2017年2月22日

次こそブラック企業に転職しないために!ネットで会社をチェックすべき2つのこと

投稿者: sanoe

数年前、晴れてブラック企業を退職し、久々の転職活動をしました。
次こそは選択を間違えてはいけない!
慎重に求人を探しました。
結果、65点くらいの転職ができました。
65って低い!…と思います?
自分にとっては及第点。
可もなく不可もない。
だから断わるのももったいなくて、とりあえず入ってから考えようと、軽い気持ちで決めました。
でもブラックではないと思うのです。
参考になるか分かりませんが、ブラック企業にあたらないように調べたことをご紹介します。

1 会社の評判の口コミ

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口コミをググるのは基本。いろんな人が書き込んでいますよね。
転職する人はたいてい何かの不満があって辞めるわけだから、当然ポジティブな書き込みのほうが少ない。

時には明らかにブラックな惨状ばかりの記載を見ると、「コレ本当?」と疑ってしまいます。
が、過去に自分が退職した会社の口コミを見てみると、どれも当たっている。
友人にもネットで書かれている前職の口コミは事実かどうか聞いていみたら、的を得ているとのこと。

…そう思うとどんな口コミではあれ、外れているとは言い切れないかもしれません。

ネガティブな口コミがあっても、「この会社なら許せる気がする」と思うことができれば、受けてみて良いのではと思います。

2 社長の名前をググる

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社長の個人名をググると、SNSはもちろんのこと、関連する記事が出てきます。
性格の一端を垣間見ることができるし、実名でいろいろ書かれていることもあります。

トップと仕事で関わらないような大企業志望者はググらなくても良いかもしれませんが、
社長から直接仕事を指示されるような中小企業だったら、
トップの方向性は大きく仕事に影響が出てくると思います。
社長じゃなければ近い上司になりそうな人の名前を探します。

さらに。
社長の名前をググると社長のFacebookが出てくることが多く、その友達の中には社員さんがいたりします。
「どんな人が働いているのだろう?」と会社の雰囲気を少しだけ見ることもできます。

…とはいっても、社風は求人やネットからだけではどうしてもわかりづらいので、結局頼りにしたのがコチラ。

紹介予定派遣

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最初の半年間は派遣社員として勤め始めます。
半年後、派遣先と被雇用者との間で合意があれば、正社員になれるというシステムですね。

ブラック企業かどうかわからないから、第三者を盾にしようと思ったんです。
派遣会社の営業さんが、すでに会社と面接しているからヘンな会社には当たらないだろうと。
万が一、理不尽なことがあっても半年間なら派遣会社を頼れるはず。
…で、紹介予定派遣によって及第点の会社を見つけたのでした。

半年間のお試し期間で、この会社でやっていけそうか見極めようとしたのですが…。

やっぱり、会社は入ってみないと分からない。

半年の時間をかけても刻々と状況は変わるし、「ナンだコレ?」な社風は何年たってもナゾなまま。
最初に感じた違和感は、入ったら慣れるわけではなく、たぶんこれからもずっと違和感があり続けるのでしょう。
最近は「会社という組織」って基本的にどこへ行ってもほとんど同じじゃないの?と思い始めています。

つまり…。

転職に夢を持たない

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新人が電話番をするし、お局さんがいるし、年功序列だし、勤続年数の長い人がルール(社風)を作る。

そのルールは、イチ新人の提案で変わるような薄っぺらいものではなく、会社の文化が蓄積したものだから。

リストラや異動がなければ、長く会社にいる人ほど、きっと居心地がいい。だから辞めない。

若い20代の頃は、「転職」=「収入が上がって、やりたい仕事に近づけること」なんて楽観的な未来予想図しかなかったけど、何度か転職を経験して思うのは「基本的に会社って同じ」。

だから他社から他社へ移れるのだろうけど、何かが良ければ何かで引っかかる。
古くさいシステムのない会社だったら“当たり”ですね。

夢がない締めになってしまった。
ブラックか否かという条件面の不安だけでも取り除くなら、紹介予定派遣は第三者が入る分お勧めだと思います。

 

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