2017年2月26日

転職を考える人に！紹介予定派遣ってどうなの？実際に利用してみた話

投稿者: sanoe

転職活動にはいろんな方法がありますよね。自分で求人を探すのはもちろんのこと、他の人の力を借りる方法も。たとえばエージェントや派遣会社を利用したり。私は３０代の転職で初めて紹介予定を利用しました。紹介予定派遣ってどうなのよ？と思う方のご参考になればと思い、体験談を紹介します。

手っ取り早く次の仕事を探すなら派遣

転職活動は、前職の在職中に始めました。
上司との話し合いで退職する日は決まっていたので、有給消化をしながら転職活動…といった優雅なことをしたかったのですが、前の職場はブラック企業。
辞めることが決まっていても転職活動がバレたら大変です。
面接に行くのもひと苦労。
退職日の２カ月くらい前に、たまたま振替休日をとれるタイミングがあったので、その日に「何かしなければ！」と焦って派遣会社の登録に奔走したのでした。

なぜ派遣にしたかといえば、とりあえず無職期間を作らないために。
正社員の仕事が決まらなかったら、とりあえず派遣で食いつなごうと思っていました。
職種は編集・ライターで希望していたので、登録したのは編集職の求人を多く持っているテンプスタッフクリエイティブとトーハンコンサルティング。

派遣登録には、実技試験もあります

まずは派遣登録会。
ネットで登録日の予約をしてから、派遣会社に登録に行きます。
登録会で行われるのは、個人情報や職歴、希望する職業や条件を書面に記載して、派遣会社のシステムを説明されます。
「雇用先は派遣先ではなくて派遣会社と雇用関係にあります」とか、「法改正のため同じところに３年以上は勤められない」「かならずしも希望に合う仕事を紹介できるわけではない」とか…。その辺りの詳しいことは各派遣会社のHPをご覧ください。

そして、会社によってはここで実技試験もあります。
編集職では、タイピングのスピードや、校正記号のチェックがありました。
最後に担当者との面接。
希望する仕事に就いてのヒアリングをされるわけです。そして現時点で希望に合いそうな仕事があれば紹介してもらえます。

私はこの時、たまたま出された紹介予定派遣の案件に興味を持ち、面接に行くことにしました。
紹介予定派遣は、最初の３～６カ月程度は派遣社員として働いて、双方の合意があれば期間後に直接雇用に切り替わるというシステムです。

求人内容はドンピシャの希望通りではありませんでしたが、「とにかく決めちゃいたい！」という焦りがあったし、会社は入ってみないと合うかどうかわからないから、紹介予定はかなり都合が良いシステムなのでは？と思ったので、とりあえず応募することにしたのでした。

紹介予定の面接はガチガチに緊張せずに済みました

振替休日がもう１日残っていたので、面接日をその日でお願いしました。面接は１回。派遣会社の担当者さんと一緒に伺います。
完全アウェーな面接も、派遣会社の担当者が一緒にいてくれるだけでかなり心強いです。たとえ担当者がひとまわり近く年下の営業女子だったとしても。面接で具体的な話をするのは自分自身です。担当者はお守りのようなものかもしれません。