2016年6月1日

実はシンプル!?毎日をほっこり幸せに感じて暮らす、ちょっとした心がけとは?

投稿者: sanoe

少しのことにも「楽しい」と感じる感性を

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平日の生活は、結局のところルーティンだったりします。
同じことの繰り返しに見えるかもしれませんが、考え方や視点を変えれば同じ瞬間など一つもなく、一瞬一瞬が輝くものに変化するようです。

作家の田口ランディさんは、以前ツイッターでこのようなことを仰っています。

おはようございます。ほかの人の心は量りようもないけれど、わたしの場合「楽しい」の設定は低めです。気分が悪くなければ「楽しい」です。ワクワクしたらチョー楽しいです。おいしいものを食べた時は「死ぬほど幸せ」です。ベッドに横になったら「生きててよかったー」です。

楽しい……を高く設定している人は、絶対に楽しい時に「えー?でもー」と言う(笑)でも、これって趣味の問題だから、夫の不機嫌に文句を言ったりはしません。
田口ランディさんのツイッターより~

いつもシンプルで深いメッセージを発信してくださっているので、ツイートを楽しみにしています。“「楽しい」の設定は低めです”というつぶやきもまた珠玉の言葉。いつの間にか、「楽しい」のハードルがとても高くなっていたことに気づかせてくれました。

「楽しい」「幸せ」「運が良い」と思えるハードルが低ければ…
朝、天気が良いだけで幸せ。
通勤電車に時間通りに乗れただけで運が良い。
隣の席の同僚と世間話をするだけで楽しい。

…毎日の生活が、ワクワクすることでいっぱいになりそう。

「無い」ではなく「有る」ものを大切にして暮らす

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もう一つ。
毎朝欠かさず見ているNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」の中で出てきた言葉です。

「ささやかな心がけを大切にして小さな幸せを見いだす人になる」

この言葉は、キレイな包装紙でブックカバーを作っていた教師の発言を受けて。
主人公は、のちに雑誌『暮らしの手帖』を作るわけですが、その伏線として、毎日当たり前のことがある素晴らしさや、今あるもので工夫すること、心を打つ手作りの良さ…といった日常生活を大切に過ごすエピソードが随所で見られます。

ほかにも、末っ子の妹が姉のおさがりの筆箱を使っていたところを、祖母に可愛い飾りを付けてもらうことで、オリジナリティ溢れる筆箱に変身。モノを大切にする心を紹介しています。消費社会に毒されている私だったら「新品を買う」という発想になるだろうに…。

けれども、無いものを求めて欠乏感と劣等感に陥るよりも、創意工夫で今あるもので満足できる力があれば、たぶんどこにいてもやっていけるでしょう。
ささやかな心がけで丁寧に暮らしていくこと。その中でどんなに小さいことでもハッピーを感じることができれば、毎日が少し楽しくなるかもしれません。