2017年3月4日

気が利く人になりたい!気遣い上手になるためのマインド作り

投稿者: sanoe

ビジネスシーンでは、ほとんどの職場で「気が利く人=仕事がデキる人」が当てはまるでしょう。
そんな優秀な人を前にすると「私、全然気遣いができてない…」と凹みます。
けれども、凹むことから気遣いの達人への道がスタートします。

上手に気遣いできなくてもダメな人間と思わない

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テキパキと仕事をこなし、愛嬌があり、天才的な気遣いを見せるデキる同僚を前にすると、
平凡な自分と比較して、「自分はダメな人間だ…」と思ってしまうことがありませんか?
落ち込んでみたところで、誰も喜びません。
気遣いの天才にも近づきません。

「気が利く人になりたい」と思っている時点で、素質はあるはずです。
なぜなら、「別に気を遣わないで、自分さえ良ければいいじゃん」という考え方もあるのですから。

赤ちゃんは、生まれたばかりの頃は泣くことでしか自分の望みを伝えられません。
自分の中に伝えたい想いはあるのに、肉体の成長が追い付いていないから表現できないだけで、
成長すればいろんな方法で表現できるようになります。

同じように「気が利く人になりたい」という想いは、成長によって表現できるようになると思うのです。

 

小さな反復練習の継続で周りの印象も変わるはず

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どうやったら、気遣いの達人になれるのでしょう。
すでに大人ですが、ほんの少しずつの反復練習が必要です。
とてもささやかだけれども、現実的な練習が始めやすいでしょう。
最初の一歩が小さくても、ほんの少しの積み重ねがいつの間にか大きな変化になっているはず。

小さな一歩は、たとえば職場の人に元気に挨拶をするとか、普段話をしない人にも声をかけてみるとか。
そんなの今さら恥ずかしい?ヘンに思われる?

突然性格が180度変わったら驚かれそうですが、たぶん少しずつの変化なら気づかれないはず。小さな気遣いを少しずつ続けるうちに、いつの間にか周りからの印象も変わっているかもしれません。

今すぐに気遣いの達人になりたい!と思いますよね。しかし急がば回れです。
たとえば書道でも10級の人が、翌日に初段になることはありません。練習を続けて、少しずつ書が上手くなってきて、気づいたら初段に…という流れのほうが自然ですよね。

気遣いが足りないのは、今は、「気遣い道」が10級なだけ。
「気遣いの達人」に見える同僚は、きっと気遣い道の免許皆伝です。

 

無理のない、自然な練習の積み重ねを

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挨拶、声をかける以外にもできることは…。
積極的に電話をとる。
誰もやりたがらない仕事をやる。
周りを観察すること。
気遣い上手な人を真似ること。
観察することで気遣い上手のテクニックを学びながら、
他の人がどういう状況なのか洞察しニーズを探すのも気遣いの一つかもしれません。

 

気遣いとは何か?を考えると、人よりも先回りして、困っている人をサポートしたり、困らないようにサポートすることだと思うのですが、気遣いができる人は、自ら周りのために動ける強いハートを持っている人だから魅力的に見えるのだと思います。

 

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